◆第58回
京都大賞典・G2(10月9日、京都・芝2400メートル、重)
伝統の長距離重賞(1着馬に
天皇賞・秋への優先出走権)は14頭で争われ、単勝5番人気で
池添謙一騎手騎乗の
プラダリア(牡4歳、栗東・
池添学厩舎、
父ディープインパクト)が先団で直線を向くと、直線で前をとらえ切って勝利。
新潟記念4着から巻き返し、22年
青葉賞以来となる重賞2勝目。
池添謙一騎手と弟の学調教師による「兄弟重賞制覇」は3度目。悲願のG1制覇へ秋初戦で好スタートを切った。勝ち時計は2分25秒3。
2着には
ボッケリーニ(
浜中俊騎手)、3着には
ディープボンド(
和田竜二騎手)が入った。2番人気の
ブローザホーン(
菅原明良騎手)は競走を中止した。
松山弘平騎手(
ヴェラアズール=7着)「折り合いやリズムを重視して脚はたまっていましたが、前残りの馬場で、展開が厳しかったです。その中でも馬は力を見せてくれました。結果的に、もう少し流れに乗れれば良かったのですが」
スポーツ報知