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【秋華賞予想】狙いは1番人気より3番人気? 秋華賞パターンを見切れば穴馬候補が見えてくる!?

  • 2023年10月15日(日) 07時35分
 一段と秋めいて、朝晩は肌寒くなってきた今週…。

 競馬も秋の本格モード突入で、開催は「東京・京都・新潟」の3場。GIシリーズは、後半戦2弾目となる秋華賞(GI・京都・芝2000m)が、3年ぶりの京都競馬場でスタートする。

 昨年は、桜花賞オークス2冠スターズオンアースが3着に敗れた一戦。今年も牝馬3冠を狙えるリバティアイランドが出走してくる注目のレースである。

 毎週、過去10年データを使って読み解くこのコーナー。今週は秋華賞にスポットを当てて馬券のヒントを探っていこう(秋華賞21・22年は阪神競馬場開催)。

1.1番人気馬は絶対じゃない? 狙えるのは3番人気?

 いつものように、まずは上位人気馬のチェックから。
 秋華賞の1番人気馬は過去10年で3勝。成績は【3-1-1-5】。馬券圏内になれるかどうかは半々の確率。1番人気で勝っている3頭は、15年ミッキークイーン・18年アーモンドアイ・20年デアリングタクト。馬券圏外になっている5頭は、13年デニムアンドルビー・16年ビッシュ・17年アエロリット・19年ダノンファンタジー・21年ソダシだった。近2年は阪神競馬場開催での1番人気はどちらも勝てず…。新装の京都競馬場に戻る今年はリバティアイランドが期待に応えてくれるのだろうか。
 
 ちなみに2番人気馬は【0-4-0-6】で「2着、もしくは圏外」の極端成績。3番人気馬は【5-0-2-3】と1番人気以上に成績が良い。昨年も同様のことを指摘したが、やはり3番人気だったスタニングローズが勝利した。今年も3番人気馬になりそうなマスクトディーヴァは馬券に入れておきたいところとなりそう。

2.連対は上位人気決着? 人気薄馬狙うなら3着狙いで?

 過去10年、勝っているのはすべて「4番人気までの馬」。ここ10年での単勝穴狙いはまったく成功していないことになる。

 アタマ人気薄というパターンは08年ブラックエンブレム(11番人気)まで遡らないと出てこない。過去20年でも4番人気以外の馬が勝ったのは同年だけだ。軸選びとしては4番人気以内というのはこのレースの正攻法といえるだろう。

 そして2着馬もわりと堅い。過去10年では9回が5番人気以内。人気薄の例外は20年10番人気マジックキャッスルだけ。つまり馬単・馬連は上位5番人気以内のボックスが正解に近い。あとはオッズ次第で絞り込む感じだろう。

 人気薄を狙うならば3着、もしくは3頭目が良い。3着ならばわりと人気薄でも割り込むことは多い。それでも過去10年で3着以内に入っている「2ケタ人気馬」は3頭しかいないので大波乱というのは期待薄なのかも…。

3.狙うべき前走は「オークス」それとも「紫苑S」?

 18年から21年までは「前走オークス」組が4連勝していた。

 しかもその4頭は「オークス3着以内で、秋華賞1番人気か4番人気の馬」。しかし昨年は当てはまっていたスターズオンアースは残念ながら3着に終わっている。それでも2着ナミュールも前走オークス組で、やはりオークス上位馬はそれなりに優勢といえるだろう。

 昨年勝ったのはオークス2着から紫苑S1着を挟んだスタニングローズ。その「前走紫苑S」組は、GIIIになった16年以降は7年で「7頭が連対」している。

 秋華賞で馬券になれるのは、前走オークス組は3着まで。対して紫苑S組は5着までという前例というわけだ。

 あとは昨年馬券圏内になれなかった「前走ローズS」組も、過去10年では12頭が馬券圏内の実績あり。特に前例多い3着候補には良さそうだ。

4.7枠全盛の時代は終わったのか?

 過去10年の秋華賞では、勝利している枠は5つ。3・4・6・7・8枠からそれぞれ2頭ずつ勝馬が出ている。しかし1・2・5枠からは勝馬が出ていない。勝馬としては「内枠やや不振」の傾向あり。

 一方、馬券圏内30頭にすると、「7枠」が7頭と一番多く、次いで「4枠」6頭、「6枠」4頭と続いている。勝馬が2頭出ている「8枠」も、それ以外の馬券圏内は不在。馬券圏内全体的に見ると、1・2・8枠がやや不利という傾向が出ている。

 一番成績の良い7枠は、16年から21年まで6年連続で馬券圏内キープ。しかし昨年はその連続性はついに途切れてしまった。今年はラヴェルコンクシェルヒップホップソウルという面々。あまり人気はなさそうなので、狙いとしては面白いのかも…。

(netkeiba編集部)

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