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【富士S予想】マイルCSに繋がる重要な前哨戦

  • 2023年10月21日(土) 06時35分
 2020年にGII競走へと格上げされ、優勝馬にはマイルCSの優先出走権がの優先出走権が付与される重要な前哨戦。過去10年間で、このレースをステップマイルCSに挑んだ馬は【3-3-2-43】と重要な位置づけにある。東京マイルコースはスピードと瞬発力を問われる設定。このレースは別定重量で行われるGII競走らしく、実力馬に有利な条件設定になっている。

 ◎ダノンタッチダウンNHKマイルC6番人気4着。550kgになろうかという大型馬で、道悪競馬は得意とは思えないが、それでも好位追走から最後の直線で1度は先頭に立とうかという積極的な競馬で見せ場を作った。2歳時には朝日杯FS2着、デイリー杯2歳S2着。いずれもメンバー最速の末脚で追い込んでおり、マイラーとしては世代上位の実力馬だ。

 〇レッドモンレーヴは京王杯スプリングC優勝馬で安田記念6着。安田記念は勝ったソングラインを見るような位置でレースを進めたが、最後の直線で坂を上がってから突き放され、勝ち馬から0.6秒差6着。それでも最後まで走り切っており、今後の成長の余地を感じる内容だった。途中、長い休養もあったが大事に使われた4歳馬、ひと夏を越した成長にも期待したい。

 ▲ナミュール東京新聞杯2着。ヴィクトリアマイルは向正面で挟まれる不利があり、安田記念は最後の直線で行き場をふさがれた。中型の牝馬だけに能力を出し切れなかった印象だ。今回は少頭数。3歳時にはチューリップ賞に勝って桜花賞1番人気。オークス3着、秋華賞2着と世代では上位の実績馬。広い東京コースも味方してくれそうで、改めて期待したい。

 △エターナルタイムはまだ底を見せていない4歳牝馬。前走は初の1400m戦だったが、最内枠から抜群のダッシュでハナに行こうかという競馬。他馬に先を譲っても動じることなく最後は楽に抜け出した。重賞挑戦は今回が初めてとなるが、東京コースは【4-0-1-1】と得意にしており、マイル戦は【3-0-0-1】。大きく体重を減らした湘南S以外は崩れていない。大事に使われて今回がデビュー8戦目。まだ伸びしろもありそうだ。

 昨年の安田記念で1番人気馬に支持された△イルーシヴパンサーは不利を受けた今年の安田記念でも見どころのある脚で追い込んでおり、まだ見限れない存在だ。昨秋から春先までのマイル3連勝の内容が秀逸だった△ジャスティンスカイは、その後の2戦が案外だったが東京コースで見直したい1頭だ。

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