イクイノックスに注目したい。当レースの連覇とGI・5連勝なるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■10/29(日)
天皇賞(秋)(3歳上・GI・東京芝2000m)
イクイノックス(牡4、美浦・
木村哲也厩舎)は昨年のこのレースからGIを4連勝中で、現役最強とうたわれている
キタサンブラック産駒。コース問わず隙のない走りをしてきたが、中でも瞬発力が活きる東京コースはこの馬にとって絶好の舞台だ。入厩後は順調に乗り込まれ、連覇とGI・5連勝への用意は整いつつある。鞍上は
C.ルメール騎手。
ドウデュース(牡4、栗東・
友道康夫厩舎)は
イクイノックスを昨年の
日本ダービーで破った
ハーツクライ産駒。今年は
京都記念を圧勝するも、
ドバイターフで無念の出走取消となりここから
リスタートとなる。一頓挫明けだが国内はまだ底を見せておらず、ダービー以来の
イクイノックスとの対戦が楽しみだ。鞍上は
武豊騎手。
スターズオンアース(牝4、美浦・
高柳瑞樹厩舎)は今回の登録唯一の牝馬である
ドゥラメンテ産駒。昨年
桜花賞と
オークスで牝馬二冠を達成し、その後も勝ち星こそないが
秋華賞3着、
大阪杯2着、
ヴィクトリアマイル3着と高いレベルの走りを続けてきた。今回は初めて
M.デムーロ騎手を鞍上に迎え、自身3度目のGI制覇を狙う。
その他、
札幌記念で圧勝しGII・2勝目をあげた
プログノーシス(牡5、栗東・
中内田充正厩舎)、昨年の3着馬
ダノンベルーガ(牡4、美浦・
堀宣行厩舎)、天皇賞の春秋連覇がかかる
ジャスティンパレス(牡4、栗東・
杉山晴紀厩舎)なども戴冠を狙う。発走は15時40分。