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阪神、WBC、ラグビーW杯 スポーツ界の出来事から導かれた天皇賞(秋)“不動の本命”とは?

  • 2023年10月23日(月) 19時45分
 今年の天皇賞(秋)(3歳上・GI・芝2000m)は穴党には厳しいレースかもしれない。現役最強のイクイノックス(牡4、美浦・木村哲也厩舎)が大本命として構え、2番手以下のドウデュース(牡4、栗東・友道康夫厩舎)、ジャスティンパレス(牡4、栗東・杉山晴紀厩舎)、スターズオンアース(牝4、美浦・高柳瑞樹厩舎)といったGI馬も強力。伏兵の出番はなさそうに思える。しかし、そんな時こそ少し視点を変えて、オカルト馬券で攻めてみるのはどうか。頭を柔らかくして、天皇賞(秋)の穴馬を探してみよう。

 今年のスポーツ界は1年を通して野球が話題の中心だった。直近ではプロ野球の阪神タイガースが18年ぶりとなるセ・リーグ優勝。また、春のWBCでは日本が世界一に輝いた。

 そこで阪神が前回優勝した05年、さらにWBCで日本が優勝した06年と09年の天皇賞(秋)を振り返ってみよう。一目瞭然、この3年には「波乱」という共通項がある。05年は14番人気のヘヴンリーロマンスが勝ち、3連単はレース史上最高配当となる122万6130円の大万馬券に。また、06年は4番人気のダイワメジャーと7番人気のスウィフトカレントのサンデー産駒ワンツー。09年は5番人気のカンパニーが勝利。7番人気のスクリーンヒーローが、圧倒的1番人気のウオッカが抑えて2着に食い込み、馬連は1万6490円の高配当となった。もう一点、この3年の勝ち馬は、いずれも前哨戦のGIIを勝ちながら1番人気ではなかったことも覚えておきたい。

 野球だけではなく、ラグビーにも触れておきたい。現在開催中のワールドカップ・フランス大会で、日本は残念ながら予選プールで敗退となったものの、91年大会、15年大会、19年大会に続いて、勝利を手にした。そこで同年の天皇賞(秋)をチェックすると、91年はプレクラスニーが勝利。ただ、それ以上にメジロマックイーンが1位入線→18着降着になったレースとして知られる。15年は1着ラブリーデイ、2着ステファノス、3着イスラボニータで3連単10万円超え。そして19年は1番人気のアーモンドアイが勝利したものの、2着が3番人気のダノンプレミアム、3着が6番人気のアエロリットで、3連単は8860円の好配当となった。

 ここまでWBC、阪神優勝、ラグビーワールドカップで日本が勝利、といったキーワードで見ていくと、天皇賞(秋)は波乱傾向にあることが分かる。今年のメンバーで特に食指が動くのは、唯一前走でGIIを制しているプログノーシス(牡5、栗東・中内田充正厩舎)。その札幌記念は強豪相手に4馬身差の圧勝だった。大事に使われながら、待望のJRA・GI初挑戦にこぎつけたディープインパクト産駒に、打倒イクイノックスの期待をかけたい。

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