スマートフォン版へ

【AI予想・天皇賞(秋)】豪華メンバーによる秋の盾争奪戦! 本命候補は芝2000mに高い適性示す3頭

  • 2023年10月23日(月) 19時00分
 本記事ではnetkeibaオリジナルAIが推奨する本命候補3頭を特筆すべき過去の傾向とともにご紹介します。

 今週の重賞競走は土曜日にアルテミスS(GIII)とスワンS(GII)、日曜日に天皇賞(秋)(GI)が行われます。その中から東京競馬場で行われる天皇賞(秋)を取り上げます。まずは過去の傾向から。

 過去10年の天皇賞(秋)における、前走上がり順位別の成績です。過去10年の天皇賞(秋)では、前走上がり3位以内の馬が9勝2着3回3着4回と良績を残しています。データ対象期間の天皇賞(秋)は全て東京競馬場で開催されています。

 東京競馬場は直線が長いため、瞬発力に長けた馬が好結果を残しやすいコースと言えますので、前走で速い上がりが使える事を証明している馬に分があると言えます。

 一方、前走上がり4位以下だった馬は1勝2着7回3着6回と劣勢です。前走上がり4位以下ながら天皇賞(秋)で3着以内に好走している馬は、その前走で3番人気以内の支持を集めているか、もしくは4番人気以下だったとしても前走で掲示板を確保している事が好走条件となります。

 前走上がり4位以下の馬はそれまでの実績が評価されて人気になっている馬、もしくは掲示板を確保し力のあるところを見せている馬だった場合は注意したいところです。

 続いては、過去10年の天皇賞(秋)での前走着順別の成績です。過去10年の天皇賞(秋)では前走3着以内の馬が9勝2着6回3着7回と好成績をマークしています。前走で好走した勢いを持って挑むのが重要と言えそうです。

 前走4着以下だった馬もノーチャンスではありませんが、それらの馬は全てGIで5着以内の実績がありました。前走で3着以内に好走していなくても、大舞台でも上位争いできる地力がある事を証明している必要がありそうです。

 それでは早速ですが、今週の天皇賞(秋)でAIから導き出された月曜日時点での本命候補3頭をご紹介します。

◆芝2000mに強さ見せる3頭

ガイアフォース

 昨年のセントライト記念(GII)で重賞初制覇を達成。その後の5戦では勝ち星を挙げられていませんが、マイラーズC(GII)2着や安田記念(GI)4着などレベルの高いメンバー相手に大崩れなく走れているのは評価できるのではないでしょうか。

 今回の天皇賞(秋)は芝2000mとなりますが、この距離では昨年7月の国東特別で1分56秒8のレコードタイムで勝利した経験があります。ここ4年の天皇賞(秋)は1分56秒台から1分57秒台の速い時計での決着となっていますので、優秀な持ち時計があるガイアフォースには有利に働きそうです。

 今回は実力馬が多数出走するため、ガイアフォースの人気薄での出走となりそうですが、この距離で速い時計の決着になれば一発があっても驚けません。

イクイノックス

 ここまで8戦6勝2着2回と連対を外していない本馬。現在は昨年の天皇賞(秋)有馬記念(GI)、ドバイシーマクラシック(G1)、宝塚記念(GI)と4連勝中。左右の回りや距離などに関係なく結果を残せているのは、それだけ総合力が高い証拠と言えそうです。今回は昨年勝っている舞台ですし、力を出し切れれば自ずと結果はついてくるのではないでしょうか。

 また、過去10年の天皇賞(秋)では前走宝塚記念で1番人気だった馬の連対率は100%となっている事も本馬の好走を後押しする材料となります。高い能力を備えているのはここまでの実績を見れば一目瞭然ですし、条件にも不足がなしとなれば逆らう余地はないのかもしれません。

プログノーシス

 前走の札幌記念(GII)は道中では後方につけていましたが、勝負所から早めに動き直線では2番手まで浮上。直線では馬場の真ん中を堂々たる走りで他馬を寄せ付けず4馬身差で快勝。これまでプログノーシスは道中で動かず直線まで我慢する競馬が多かったですが、前走の札幌記念では新たな面を見せて圧勝しており本格化ムードが漂います。

 本馬はこれまで芝2000mに6回出走。その内の1回は香港でしたので上がり時計は不明ですが、日本国内での芝2000mに限れば全て上がり最速をマークし4勝2着1回の成績を残しており、今回の距離を非常に得意としている馬です。速い上がりが求められる流れになれば出番は十分にあるでしょうし侮れない1頭と言えるはずです。

 今回は以上となりますが、枠順確定後の週末版では枠番や調教時計、天候などが加味されます。現時点で浮上しなかった馬が急上昇する事もありますので、そちらも楽しみにお待ちください!

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す