20日、
園田競馬場で行われた
兵庫ジュニアグランプリ(2歳、交流GII・ダート1400m、1着賞金2400万円)は、先団の後方を追走した柴山雄一騎手騎乗の1番人気
ディアヤマト(牡2、美浦・高橋裕厩舎)が、直線入り口で先頭に立つとそのままリードを広げ、2番人気
タカラストーンに2.1/2馬身差をつけ快勝した。勝ちタイムは1分28秒7(良)。さらに1.1/4馬身差の3着には6番人気・地元兵庫の
アルアルアルが入った。
勝った
ディアヤマトは、
父テイエムサンデー、
母メモリアルスポート(
その父ダンシングブレーヴ)という血統。6月23日のデビュー戦(函館・ダート1000m)を6馬身差で圧勝し、続く
ラベンダー賞(OP・芝1200m)はシンガリ負けを喫したが、13番人気で出走した
プラタナス賞(500万下・ダート1400m)で2勝目。1番人気に推された前走の
北海道2歳優駿(交流GIII・ダート1700m)は3着だった。通算成績5戦3勝(うち地方2戦1勝、重賞1勝)。
なお、
テイエムサンデーは現2歳が初年度産駒の新種牡馬。今回の勝利が中央・地方通じての産駒重賞初勝利となった。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。