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【アルテミスS】洞爺湖生まれのライトバック 曽祖母“レイクトーヤ”にまつわる秘話とは

  • 2023年10月26日(木) 20時30分
 洞爺の地からクラシック候補誕生となるか。クラシックへの登竜門となっているアルテミスステークス(2歳牝・GIII・芝1600m)で、ライトバック(牝2、栗東・茶木太樹厩舎)が重賞初制覇を狙う。生産者のレイクヴィラファームは数々の名馬を送り出したメジロ牧場を引き継いで11年に開場。次世代を担う優れた繁殖牝馬の導入、新しい挑戦や創意工夫で、北海道・洞爺湖町から国内外で活躍できる強い馬作りを目指している。生産馬では初となる2歳重賞制覇に向けて、岩崎義久マネージャーに意気込みを聞いた。

─生産馬のライトバックアルテミスSに出走します。
 チェルヴィニアサフィラなど、かなり強いメンバーが揃ったな、というのが第一印象です。でも、贔屓目なしにライトバックの新馬勝ちもインパクトがあったと思います。残り200mでは“厳しいな”という位置取りでしたが、そこからグイグイ伸びての差し切り。ラスト2Fは10秒台だったんじゃないでしょうか。牧場でスタッフと一緒にレースを見ていて、凄く興奮しました。

─上がり3Fの32秒8は今年の2歳新馬で最速タイでした。
 去年の新潟ではリバティアイランドが上がり3F31秒4をマークして話題になりましたよね。さすがに同等レベルとは言えませんが、ライトバックも暮れの阪神JF、そしてクラシックを意識できる勝ちっぷりだったと思います。

─母のインザスポットライトは輸入馬ですが、日本に馴染みのある牝系ですね。
 5代母のドフザダービー、4代母のシンコウエルメスの名前に聞き覚えがあるファンも多いと思います。シンコウエルメスのきょうだいには91年の英愛ダービーやキングジョージを制したジェネラスJRAで重賞を2勝したオースミタイクーンがいます。最近では16年の皐月賞ディーマジェスティ、19年のスプリンターズSを制したタワーオブロンドンも、この一族の出身ですね。

─血統が導入の決め手でしたか?
 実は面白いエピソードがあるんです。インザスポットライトの祖母レイクトーヤ(洞爺湖)とか、叔母でサンタラリ賞を勝ったソーベツ(壮瞥町、洞爺湖町の隣町)とか、これらの馬名はダーレーの人が洞爺湖周辺の地図を見て、適当に付けたと思うんです。でも、ノーザンファームでアビラ(安平町)の仔が走っていましたし、うちもレイクトーヤの血統から走る馬を出したいな、とは薄々思っていたんですよ。そうしたら、ヨーロッパのセリに行った時にレイクトーヤの血を引く馬がいるのを名簿で見つけて。せっかくなので見に行ったら、これがまた凄くいい馬で。きっかけは馬名でしたが、最終的には馬体の良さが決め手になりましたね。

ライトバックは3番仔になります。
 初仔のインザオベーションは3勝を挙げて、オープン入りも目前です。また、2番仔のエイトスターズも新馬を勝ってくれました。そしてライトバックですから、本当に優秀な繁殖ですよね。アルテミスSはまずは無事に、そしてできることなら来年のクラシックが楽しみになるようなレースを見せてほしいです。もちろん、牧場にとって初の2歳重賞制覇となれば、こんなに嬉しいことはないですね。

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