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【JBCレディスC注目馬】出走馬の半数占める4歳馬 ここも上位独占なるか

  • 2023年11月02日(木) 10時00分
 11月3日(金)に大井競馬場で行われるJBCレディスクラシック(3歳上牝・JpnI・ダ1800m)。11年に創設されたダート女王決定戦で、牝馬限定のダートグレード競走では唯一JpnIに格付けされている。

 今年の出走メンバーを見渡すと、半数の6頭が4歳馬。昨年覇者のヴァレーデラルナを筆頭に、重賞4勝馬のグランブリッジや前哨戦を制したアーテルアストレア、南関東の女王スピーディキックと、強力なメンバーが揃っている。同世代で上位独占か。それとも年長馬や3歳馬の台頭はあるのか。発走予定日時は3日(金)の15時20分。主な出走馬は以下の通り。

アーテルアストレア(牝4、栗東・橋口慎介厩舎)

 デビューからコンスタントに白星を重ね、今年1月にOP入りを果たす。昇級後も4着、3着、5着と堅実に走り、7月の名鉄杯では牡馬相手に完勝。前走のレディスプレリュードでは6番人気の伏兵評価ながら、上がり最速の末脚で各馬をまとめて差し切った。初タイトルをつかんだ勢いそのままに、JpnIタイトルまで手が届くか。

ヴァレーデラルナ(牝4、栗東・藤原英昭厩舎)

 初勝利のあとは4戦連続2着と悔しい競馬が続くも、昨年6月に2勝目を挙げると、一気に4連勝でJBCレディスクラシックを制覇。今年のTCK女王盃、続くエンプレス杯では同期グランブリッジの後塵を拝したが、そのほかの馬は抑えて2着に好走した。近2走は結果が出ていないが、春までの内容を見れば力差は無いはずだ。

グランブリッジ(牝4、栗東・新谷功一厩舎)

 昨年の関東オークスで重賞初制覇を飾り、続くブリーダーズGCも連勝。JBCレディスクラシックヴァレーデラルナの押し切りを許したが、今年はさらに2つのタイトルを積み上げている。スパーキングレディーCはマイル戦が忙しかった印象で、前走は1kg重い斤量でクビ差なら上々の滑り出し。今回は昨年の雪辱を誓う。

スピーディキック(牝4、浦和・藤原智行厩舎)

 若駒の頃から世代を引っ張り、ダートグレード競走を含む重賞8勝。古馬になった今年はフェブラリーSJRAに初挑戦すると、並み居る強豪を相手に6着と健闘した。5月のかしわ記念では馬群に揉まれ6着だったが、スパーキングレディーCでは2着に好走。前走のレディスプレリュードは5着と厳しい結果も、本番では巻き返したい。

アイコンテーラー(牝5、栗東・河内洋厩舎)

 重賞でも好走するなど芝でも一流の成績を残したが、今年8月のBSN賞でダートに初挑戦。伏兵評価を覆して2馬身差で圧勝すると、続くシリウスSでは牡馬相手に2着と大健闘を見せた。ヴァレーデラルナと同じく、今年再び大活躍のドゥラメンテ産駒。血統的な勢いにも注目で、砂転向わずか3戦目にして女王の座に輝くか。

 そのほかにも、今年のレパードSを制したライオットガール(牝3、栗東・中村直也厩舎)、豪快なマクリ逃げが武器の個性派テリオスベル(牝6、美浦・田島俊明厩舎)などが出走を予定している。

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