スワーヴリチャード産駒の勢いが止まらない。現在、2歳リーディングでは
エピファネイア、
キズナなどのトップサイアーを抑えて、堂々の首位。先週は
コラソンビートが
京王杯2歳Sで産駒
JRA重賞初制覇を果たすと、
アーバンシックは好メンバーの
百日草特別を快勝。牡牝両方でクラシックを意識させる逸材が出てきた。
今週の
デイリー杯2歳ステークス(2歳・GII・芝1600m)では
ナムラフッカー(牡2、栗東・
村山明厩舎)が重賞初制覇を狙う。4代母は95年の
新潟大賞典と
新潟記念を制した
アイリッシュダンスで、近親には
ハーツクライや
ノンコノユメなど活躍馬が多数。
トニービンの4×4×5の印象的なインブリードが施されている。
デビュー2戦目となった阪神競馬場での未勝利戦を逃げ切り。続く紫菊賞では粘って3着となった。ここは一気の相手強化だが、血の勢いも味方に、波乱の主役となっても驚けない。