川田将雅騎手が
リバティアイランド(牝3、栗東・
中内田充正厩舎)で
ジャパンカップ(3歳上・GI・芝2400m)の初制覇を狙う。
川田騎手はこれまで
ジャパンCに10回騎乗。18年
キセキで2着、15年
ラブリーデイ、19年
ワグネリアン、21年
シャフリヤールで3回の3着があるが、戴冠には手が届いていない。
今年のパートナーは3冠牝馬の
リバティアイランドだ。阪神JF、
桜花賞、
オークス、
秋華賞と圧倒的な強さでGIを4連勝中。今回は古馬との初対戦、さらには昨年7月の新馬以来、1年4カ月ぶりに牡馬との対戦となるなど課題も多いが、王者
イクイノックスとの4kg差は大きなアドバンテージとなる。これまで3冠を制して
ジャパンCに出走した3歳牝馬は3頭。そのうち12年の
ジェンティルドンナと18年の
アーモンドアイが勝利。20年の
デアリングタクトも3着だから、データ的にも十分に勝機はある。
打倒
イクイノックスを目指し、川田騎手が
リバティアイランドをどう導くのか。序盤のポジショニングから仕掛け所まで、その一挙手一投足に要注目だ。