1日、中山競馬場で行われた1R・2歳未勝利(ダート1800m)は、
丹内祐次騎手騎乗の1番人気
ファンタジックキー(牝2、美浦・
清水英克厩舎)が優勝。この勝利が新種牡馬
スマートボーイ産駒の
JRA初勝利となった。勝ちタイムは1分58秒7(良)。また、1.1/4馬身差の2着には8番人気
ハナヤッコが入り、
スマートボーイ産駒のワンツーフィニッシュとなった。
勝った
ファンタジックキーは、
父スマートボーイ、母が
JRA4勝の
アイビートユー(
その父ヤマニンスキー)という血統。今回が5戦目での初勝利となった。
スマートボーイは、
父アサティス、母が
JRA1勝の
アンラブル(
その父ノーリュート)という血統。97年7月のデビューからダート戦を中心に出走。00年、01年
アンタレスS(GIII)、02年、03年
平安S(GIII)、03年
マーチS(GIII)と、重賞5勝全てがダート1800mを逃げ切ってのものだった。通算成績62戦11勝(うち地方9戦0勝、重賞5勝)。
現在は北海道新ひだか町の
アロースタッドに繋養。初年度は20頭に種付けを行い、18頭が血統登録されている。地方では8月14日の福山2Rで
モナクキララが産駒初勝利を挙げている。