デビュー3年目の永島まなみ騎手が、京阪杯(3歳上オープン・GIII・芝1200m)のモズメイメイ(牝3、栗東・音無秀孝厩舎)でJRA重賞初制覇を狙う。

　永島騎手は古川奈穂騎手や小沢大仁騎手、永野猛蔵騎手と同期。デビュー1年目は7勝に留まったが、2年目の昨年は21勝と大きく勝ち星を伸ばした。そして3年目の今年はすでに自己ベストを大幅に更新する44勝をマーク。女性騎手では堂々のトップに立っている。

　京阪杯ではモズメイメイに初騎乗する。すでにチューリップ賞と葵Sの重賞2勝を挙げている快足牝馬。今回は葵Sと同じ京都芝1200mが舞台。最終週で外差し傾向となっているトラックバイアスが気がかりではあるが、チャンスがあることは間違いない。

　これまでJRA重賞には3回騎乗して、今年の新潟2歳Sのルクスノアでの4着が最高着順。今度こそは藤田菜七子騎手、今村聖奈騎手に続く、史上3人目の女性騎手によるJRA平地重賞制覇を期待したい。