スマートフォン版へ

【ジャパンCレース後コメント】イクイノックス C.ルメール騎手ら

ラジオNIKKEI
  • 2023年11月26日(日) 18時27分
 東京12Rの第43回ジャパンカップ(3歳以上GI・芝2400m)は1番人気イクイノックス(C.ルメール騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分21秒8(良)。4馬身差の2着に2番人気リバティアイランド、さらに1馬身差の3着に5番人気スターズオンアースが入った。

 イクイノックスは美浦・木村哲也厩舎の4歳牡馬で、父キタサンブラック母シャトーブランシュ(母の父キングヘイロー)。通算成績は10戦8勝。

レース後のコメント

1着 イクイノックス(C.ルメール騎手)
「この馬の走りは信じられませんね。ペースは速かったですが、直線に入ってすぐに反応してくれました。びっくりしました。アクセラレーション(加速)がすごかったです。言葉がありません。(作戦としては)1枠にはリバティアイランドがいて、2枠にはタイトルホルダーも隣にいて、パンサラッサタイトルホルダーの後ろに行きたかったです。(レースでは)良いスタートを切って、すぐに(2頭の)後ろが取れましたし、勝つ自信がありました。

 彼はスーパーホースですね。彼の上では自信を持てます。賢い馬ですから、すごく乗りやすいですし、大人しいですし、ポニーみたいですね。誰でも乗れるように思います。今日のイクイノックスは、改めてすごかったです。すごく良い競馬を見せてくれましたし、本当にうれしく思います。ファンの応援がすごかったです。イクイノックスの関係者に感謝したいです。ずっとこの馬で良い仕事をしてくれて、世界一になりました。皆さん、応援ありがとうございました」

(木村哲也調教師)
「今日は健康状態を保って、競馬場に来られたと思います。スタートからアグレッシブな気持ちで出て行ってくれました。(道中は)イクイノックス自身のフットワークが安定していると思いました。(ゴールの時は)いろいろな感情が入り混じっていましたが、解放されたな、というのが正直な気持ちかなと思います。(GI連勝が続いて)重圧、プレッシャーは一戦ごとに強くなっていましたが、今回はここまでくるか、というくらい、個人的にはプレッシャーを感じていました。

(インタビューで)ルメールさんが仰った乗りやすさ、という部分で言うならば、非常にフットワークのバランスが良いのだと思います。イクイノックス自身が生まれ持っている体格、爪の形、骨格、すべてがパーフェクトバランスの馬だと思っています。それと生まれ持っている筋肉の奇跡的な組み合わせが、彼の優れたバランスを生んでいて、厩舎としてはそのバランスを整えることを重視しています。そういう意味では、厩舎で取り組んでいること、イクイノックスが生まれ持っているものが、手前味噌もありますが、それらが組み合わされてルメールさんにとっての乗りやすさを生んでいると思います。

 今日もファンの皆さんに応援していただいて、こうやって勝利することができました。月並みな言い方になるかもしれませんが、ファンの皆さんの声援がイクイノックスの背中を押し、私やスタッフを前向きな気持ちにさせてくれる、勇気を与えてくれていると思います。本当にありがとうございました」

2着 リバティアイランド(川田将雅騎手)
「全力で挑ませていただいた中で、素晴らしい走りをしてくれました。勝った馬はさすが世界一、凄く強かったです。リバティアイランドにとって、素晴らしい経験になりましたし、必ず生きてくると思います」

(中内田充正調教師)
「理想的な流れではありませんでしたが、予想していた展開ではありました。上手に競馬していました。戻ってきて見たら走り切ったという顔をしていました。ほめてあげたいです。イクイノックスはやはり世界一の馬でした。こちらはまだ3歳でこれからです。応援してくださった皆さんに感謝したいと思います」

3着 スターズオンアース(高柳瑞樹調教師)
「さすがビュイック騎手です。作戦通り、スタートを出て、ほぼ理想的なレースでした。2着馬とはあの差ですから、かけ違いなどで逆転もあったかもしれませんが、2頭は尋常じゃない強さでした」

4着 ドウデュース(戸崎圭太騎手)
「前走より気負いも無く、馬が良くなっていました。道中も良い所につけられました。改めて、力のあることを感じました」

5着 タイトルホルダー(横山和生騎手)
「道中、良いリズムで運べました。最後の直線は瞬発力のある馬にやられましたが、良い時の雰囲気に近づいています。順調にいってくれればと思います」

6着 ダノンベルーガ(J.モレイラ騎手)
「思っていた位置でリズム良く運びました。速いペースで、有力馬は前にいました。スペースを作るために早めに外へ出しましたが、しっかりと走っています。ここまでよく頑張っています」

7着 ヴェラアズール(H.ドイル騎手)
「スタートが遅く、後ろからになりました。残り800mからは自分から進んでいって、しっかりと良い脚を使っています」

10着 ディープボンド(和田竜二騎手)
「レースがよどみなく流れてこの馬なりに反応していましたが・・・。それでも精一杯いつもどおりに走ってくれました」

12着 パンサラッサ(吉田豊騎手)
「返し馬は良かったです。休み明けでしたが、やる気満々で、スッとハナに立ってくれました。しかし、後ろから他の馬が来ているわけでもないのにハミをとって2400mとしてはペースが速くなりました。最後手前を替えて伸びてくれましたが、残り1ハロンで止まりました。それでもすごい馬です」

(矢作芳人調教師)
「悔いはありません。自分の競馬をしたのですから。道中ハミが抜けてくれたら良かったのですが、力んで走っていました。今日の状態で2000mを走らせたかったです。しかし、2400mと分かって走らせたのですから悔いはありません」

ラジオNIKKEI

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す