25、26日の東京、京都を舞台に2歳新馬戦が計8レース行われ、日曜東京5R(ダート1600m)は
ブレスワードが鮮やかな末脚を放ってV。ラスト2Fが12秒2-12秒1の加速ラップを差し切った内容、ラストのはじけ方に上級馬の資質が見て取れた。また、同日の京都4Rを勝った
マッシャーブルムもダートの有望株だ。
先週の新馬勝ち馬評価一覧
ブレスワード(牡、父
ニューイヤーズデイ、美浦・中舘)
日曜東京5R・ダート1600m、中舘師「自分が乗っていて感触が良かったからね。難しい面を出さないように、まだ余裕を持たせた仕上げだったけど、
ファイトしてくれた。よく頑張ってくれた。ジョッキーがしっかりと教育してくれたね」(A、★★★★)
グローリーアテイン(牡、父
ヴィクトワールピサ、美浦・金成)
日曜東京6R・芝1800m、戸崎圭「追い切りに乗っていい馬だと思っていましたが、もうひとつギアが欲しいとも感じていました。ただ、きょうは返し馬から雰囲気が良くて、レースも上手に走ってくれました」(B、★★★★)
ゼーゼマン(牡、父
エピファネイア、美浦・林)
土曜東京5R・芝1600m、マーカンド「スタートは速くなかったけど、逆にそれが良かった。中団で
リラックスして走ってくれました。直線では1番人気の馬が加速した時に一緒に加速して、そのままいい走りをしてくれました」(B、★★★★)
マッシャーブルム(牡、父
モーニン、栗東・村山)
日曜京都4R・ダート1800m、松山「スタート良く、持ったまま3番手にいけて、終始手応えが良かったです。早めに先頭に立つ形でしたが、押し切ってくれて強い競馬でした。まだこれから良くなると思います」(B、★★★★)
ヤマニンアストロン(牡、父
ディーマジェスティ、栗東・石橋)
土曜京都5R・芝1400m、角田河「調教通りに動いてくれました。ゲートから直線まで、すごくスムーズに運べた分、脚がたまって最後もしっかりと伸びてくれました。まだこれから良くなりそうです」(B、★★★)
メイショウヤーキス(牡、
父シニスターミニスター、栗東・飯田祐)
土曜京都6R・ダート1200m、横山和「新馬向きっぽい気性でしたし、上手に競馬をしてくれました。何も言うことはないですね」(C、★★★)
サブマリーナ(牡、父
スワーヴリチャード、栗東・庄野)
日曜京都6R・芝1800m、岩田望「いいポジションでじっくり我慢できて、追ってからの反応も良かった。新馬戦としては言うことない。いい方へ成長してくれたら上のクラスでも」(C、★★★)
スタンリーテソーロ(牡、父
ファインニードル、美浦・稲垣)
土曜東京4R・ダート1400m、原「スタートは遅かったですけど、スペースがあったのでうまくリカバリーできました。体力があるのは分かっていたので、逃げたら強いと思っていましたからね。抜け出してから物見をしていたぐらいですし、まだ余裕がありました。これから強い相手にどこまでやれるか楽しみです」(C、★★)
(レース評価は馬サブロースタッフによるS、A、B、C、Dの5段階。将来性評価は★5が最高)
提供:デイリースポーツ