「3歳二・三組」(1日、船橋)
お笑いトリオ・
ジャングルポケットの斉藤慎二(41)が所有する
オマタセシマシタ(牝3歳、
父ジャングルポケット、
母ハロウィーン、母
父エルコンドルパサー、船橋・
川島正一厩舎)が1日、船橋競馬1R(3歳二・三組、12頭立て)に出走。好位追走から、直線しっかりと脚を伸ばしたものの、先に抜け出していた単勝1・4倍の大本命馬に4馬身差の2着と敗れた。
直線はファンの大声援もあって、1Rとは思えない重賞レース並の盛り上がりだった。騎乗した
森泰斗騎手も「すごい注目度ですね。直線は拍手がすごかった」と目を丸くし、「思った以上に頑張りましたね。左回りが初めてなので、ずっと左へモタれて乗り難しかったけど、順調にいってくれれば、どこかで勝てますよ」と笑顔を見せた。管理する
川島正一調教師も「上等だよ」と満足そうに人馬を出迎え、「これまでずいぶん使ってきているから、いったん放牧に出すかな。オーナーと相談するよ」と話した。
オマタセシマシタはホッカイドウ競馬の
田中淳司厩舎から昨年6月にデビュー。8戦して未勝利(3着1回)に終わり、その後に金沢競馬1戦を経て、笠松競馬の
笹野博司厩舎へ転厩。1月26日の移籍初戦で初勝利(通算10戦目)を上げた。前走では女性騎手の第一人者・
宮下瞳騎手を背に逃げ切って2勝目。いよいよオーナーの地元(千葉県八千代市出身)である船橋競馬への移籍初戦だったが、“凱旋(がいせん)V”とはいかなかった。
提供:デイリースポーツ