ハーツクライ産駒の良血
サフィラ(牝2、栗東・
池添学厩舎)が、
阪神ジュベナイルフィリーズ(2歳牝・GI・芝1600m)でGI初制覇を狙う。
サフィラは
父ハーツクライ、
母サロミナ、母の
父Lomitasという血統。母は12年の独
オークス馬。全兄
サリオスは19年
朝日杯FSなど重賞4勝を挙げ種牡馬入りした。半姉
サラキアは20年
府中牝馬S覇者で
有馬記念2着の実績。半姉
サリエラも22年
ローズSで2着になるなど、重賞戦線で活躍している。
ここまで3戦1勝。8月新潟の新馬戦で3着に入り、続く阪神の未勝利戦を大外一気で圧勝。前走の
アルテミスSでは、
チェルヴィニアの2着と重賞でも十分に通用することを示した。血統の良さはもちろん、阪神コースを経験済みというのもアドバンテージで、好勝負が期待できる。
きょうだいで2歳GI制覇となれば、兄
サクラチヨノオーと弟
サクラホクトオー、姉
ブエナビスタと妹
ジョワドヴィーヴル、兄
リオンディーズと弟
サートゥルナーリアに続き、史上4組目。全きょうだいでは史上初の快挙となるだけに、その走りから目が離せない。