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「走りの質がいい」と田中博師も好感触 米国産馬ウェットシーズンがダートで初陣/関東馬メイクデビュー情報

  • 2023年12月04日(月) 18時00分
 5回中山2週目は土日で計3鞍のメイクデビューが組まれている。先週のチャンピオンズCレモンポップがV。その田中博康厩舎からは“ゴドルフィン”の米国産馬がダート1800mの番組にスタンバイしている。まずは初戦の走りに注目したい。

【12月9日(土) 中山芝1600m】

シンバーシア(牝、父ロードカナロア母スウィートリーズン、美浦・国枝栄厩舎)

 母は米G1を3勝。半兄にディアスティマ(目黒記念2着)、いとこにZenden(ドバイゴールデンシャヒーン) がいる。「まずまずの動きで仕上がり自体は順調。芝の実戦に行って良さを見せてくれれば…」と国枝栄調教師。鞍上はT.マーカンド騎手が予定されている。

【12月10日(日) 中山芝1800m】

リュケイオン(牡、父モーリス母リカビトス、美浦・奥村武厩舎)

 母は同じく奥村武厩舎で管理され、デビュー戦から3連勝した他、愛知杯4着などで活躍した。祖母のエンシェントヒルはダートのオープン特別を4勝。伯母のコルコバードは芝の中長距離で5勝している。「利口な性格。まだ体つきには幼いところがあるけど、いいエンジンを持っていそうです」と奥村武調教師。鞍上は石川裕紀人騎手が予定されている。

ルージュアベリア(牝、父キズナ母シアードラマ、美浦・田中博康厩舎)

 伯父のBig Dramaは米G1・BCスプリントの勝ち馬。母は米G1を3勝している。「乗り込みを重ねつつ、徐々に動けるようになってきている。実戦向きのイメージです」と田中博康調教師。鞍上は戸崎圭太騎手が予定されている。

【12月10日(日) 中山ダート1800m】

ウェットシーズン(牡、父Mendelssohn母Season Maker、美浦・田中博康厩舎)

 伯母のGrace Hallは米G1・スピナウェイSを含む重賞4勝の他、BCジュヴェナイルフィリーズ2着、ケンタッキーオークス3着などの実績を残した。半兄のハードワイヤードはダートの1200〜1400mで2勝している。「米国産馬らしく、大柄な体つき。ひと追い毎に絞れてきたし、走りの質がいい。上(兄)とはタイプが違う。ゆったりと走れる距離が良さそうです」と田中博康調教師。鞍上は津村明秀騎手が予定されている。

(取材・文:竹之内元)

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