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有馬記念何でもランキングを発表! 入場者数最多は“あの名馬”のラストラン

  • 2023年12月22日(金) 18時30分
 一人ひとりのファンに思い出の有馬記念があるはずで、それを順位付けすることは簡単ではないだろう。しかし、結果として数字が出て、順位が明確になるものもある。ここでは様々な有馬記念のランキングを紹介したい。

 まずは売上だ。過去最高はサクラローレルが勝った96年の875億104万2400円。これは日本の競馬における1レースの売上最高額として、ギネス世界記録に登録されている。レースは1番人気のサクラローレルが中団前寄りから抜け出し、2着のマーベラスサンデーに2馬身半差の完勝。オールドファンの中には、当時28歳の横山典弘騎手の大きなガッツポーズを覚えている人も多いはずだ。

 続いては入場者数を見ていこう。こちらはオグリキャップのラストランとなった90年の17万7779人が最多となっている。このレースでのオグリキャップは単勝5.5倍の4番人気だったが、ファン投票では堂々の1位。当日の中山競馬場にはオグリの最後の雄姿をひと目見ようと、多くのファンが多く詰めかけたのだろう。ちなみにディープインパクトが有終の美を飾った06年は意外に少なくて11万7251人。ハーツクライが勝ち、ディープインパクトが初黒星を喫した05年は16万2409人だった。

 最後に着差だ。1位は03年シンボリクリスエスの9馬身差、2位が13年オルフェーヴルの8馬身差。3位は時代を大きく遡り、67年カブトシローの6馬身差となっている。03年と13年には、ともに名馬が有終の美を飾ったという共通項あり。また、ハイペースになった時の方が着差が開きやすいので、今後はパンサラッサのような強力な逃げ馬が出走してきた時に、記録が更新されるかもしれない。

 さて、皆さんの思い出のレースはあっただろうか。そして今年はどんな新記録が生まれるのか、レースを楽しみに待ちたい。

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