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【有馬記念】ドウデュース トップ評価は43ポイント 数字が後押しも上位は混戦ムード 武豊とコンビで大一番へ 

デイリースポーツ
  • 2023年12月19日(火) 06時00分
 「有馬記念・G1」(24日、中山)

 世界最強馬イクイノックスの引退は残念で仕方ないが、それでも3世代のダービー馬を含む、G1馬8頭が参戦してきた年末のグランプリ。うま屋が誇るデータ班が徹底分析し、その中でイチ推しするのは昨年のダービー馬ドウデュース。05年覇者ハーツクライとの父子制覇へ、数字が後押しする。2位は春盾を制したジャスティンパレス、3位には今年の皐月賞ソールオリエンスとダービー馬タスティエーラが並んだ。

 ▲傾向(過去10年)

 ▲人気      

1番人気〈6・1・1・2〉

2番人気〈1・1・3・5〉

3番人気〈1・1・3・5〉

4番人気〈1・1・2・6〉

5番人気〈0・2・0・8〉

 連対馬の組み合わせは(1、4)(4、9)(8、5)(1、2)(1、8)(3、1)(2、3)(1、11)(1、5)(1、6)番人気。1番人気馬は連対率70%、複勝率80%と信頼度は高い。勝ち馬9頭が4番人気以内。15年こそ8番人気ゴールドアクター→5番人気サウンズオブアースで決まった(1番人気ゴールドシップ8着)が、基本的に伏兵馬は2着までの傾向。

 【1】ステップ    

天皇賞秋〈3・2・1・12〉

  JC〈2・2・4・44〉

菊花賞 〈2・2・2・7〉

凱旋門賞〈1・1・2・5〉

コックス〈1・0・0・0〉

AR共和〈1・0・0・6〉

エ女王杯〈0・2・1・21〉

金鯱賞 〈0・1・0・12〉

 勝ち馬の前走は天皇賞・秋、JC、菊花賞凱旋門賞コックスプレートアルゼンチン共和国杯の6レースで、今年該当するのはコックスプレートを除く5レース。

 勝ち馬全頭が前走4着以内で、天皇賞・秋、JC、菊花賞以外のステップ馬は、前走で連対していることがV条件となる。

 天皇賞・秋3着以内、菊花賞&JC4着以内馬は10点。天皇賞・秋4着以下、菊花賞&JC5着以下、そして、その3レース以外のG1連対馬が8点。G1(菊花賞、JC、天皇賞・秋を除く)3着以下馬と重賞連対馬は6点、その他の馬は4点とする。

 また、前走が国内戦だった3着以内馬25頭中22頭が前走で5番人気以内に支持されていた。これに該当しない馬は減点1とする。

 【2】馬齢      

 3歳馬〈4・3・2・16〉

  16.0%  28.0%

 4歳馬〈2・4・2・37〉

  4.4%  13.3%

 5歳馬〈4・3・5・45〉

  7.0%  12.3%

 6歳馬〈0・0・1・18〉

   0%   0%

 7歳以上〈0・0・0・14〉

   0%   0%

 ※率は左が勝率、右が連対率

 全勝ち馬が3〜5歳馬で、勝率、連対率ともにトップの3歳馬に注目。3歳馬は10点、5歳馬が8点、4歳馬が6点、6歳以上馬は4点。

 【3】実績      

 勝ち馬全馬が重賞覇者で、うち7頭が3勝以上をマークしていた。また、同8頭にG1勝ちがあった。

 重賞3勝以上のG1馬が10点、重賞2勝以下のG1馬が8点、重賞3勝以上のG1未勝利馬が6点、重賞2勝以下のG1未勝利馬が4点、重賞未勝利馬は2点。なお、勝ち馬全頭に年内重賞V実績があり、これに該当しない馬は減点1とする。

 【4】騎手      

(当欄のみ過去10年に限らず)

池添  〈4・0・0・9〉

武豊  〈3・8・2・19〉

ルメール〈3・4・2・7〉

横山武 〈1・0・0・2〉

戸崎圭 〈1・0・0・6〉

松山  〈0・1・0・3〉

川田  〈0・1・0・9〉

ムーア 〈0・0・1・3〉

田辺  〈0・0・0・8〉

横山和 〈0・0・0・2〉

マーカン〈0・0・0・1〉

岩田望 〈0・0・0・1〉

坂井  〈0・0・0・1〉

石橋脩 〈0・0・0・1〉

 ※モリスとムルザバエフは初騎乗

 過去10年全てで外国人騎手が最低一人は3着以内に入っている。

 最多4勝を挙げる池添が10点。3勝&11連対の武豊と、同じく3勝で複勝率50%超のルメールが9点。1勝組の横山武、戸崎圭が7点。連対経験のある松山、川田が5点で、3着があるムーアが4点。その他の騎手は3点。その上で、外国人騎手は全員1点加点する。

 【5】決め手     

 逃 げ〈1・0・1・8〉

 先 行〈5・2・2・27〉

 差 し〈2・6・4・48〉

 追 込〈0・1・2・46〉

 まくり〈2・1・1・1〉

 勝ち馬の本番4角通過は(2)(2)(3)(3)(1)(4)(9)(3)(5)(3)番手。勝ち馬8頭が前走の4角を5番手以降で通過。また、同じく8頭が前2走以内に一度はメンバー最速上がりをマークしていた。両該当馬が10点、片方該当馬が8点、どちらにも該当しない馬は6点とする。なお、前走海外出走馬において通過順は馬柱の前走欄を参考に、上がりは国内近2走のものとする。

  ◇  ◇

 トップ評価は43ポイントを獲得したドウデュース。2項目で満点をマークし、その他の項目も馬齢以外は高得点でまとめた。ケガから復帰を果たした武豊とのコンビで、大一番を熱くするか注目だ。ただ、昨年は首位のイクイノックスと2位の間に5ポイントの差があったが、今年は1ポイント差の2位にジャスティンパレス、2ポイント差でソールオリエンスタスティエーラの3歳勢が追う形。上位は混戦ムードとみていいだろう。

提供:デイリースポーツ

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