15日、中京競馬場で行われた
愛知杯(3歳上牝、GIII・芝2000m)は、
C.ルメール騎手騎乗の4番人気
ディアデラノビア(牝5、栗東・角居勝彦厩舎)が、中団追走から直線で馬群を割って鋭く伸び、先に抜け出していた2番人気
ニシノマナムスメに1/2馬身差をつけ快勝した。勝ちタイムは1分58秒9(良)。さらにハナ差の3着には1番人気
アドマイヤキッスが入った。
勝った
ディアデラノビアは、
父サンデーサイレンス、母は亜ダービー、亜
オークス(いずれも亜G1)を制した
ポトリザリス(
その父Potrillazo)という血統。
これまで05年
オークス3着、06年
ヴィクトリアマイル3着、06年
エリザベス女王杯3着などGI戦線でも活躍。重賞は05年
フローラS(GII)、今年の
京都牝馬S(GIII)に続く3勝目となった。通算成績23戦5勝(うち海外2戦0勝。重賞3勝)。
鞍上の
C.ルメール騎手はこの勝利が区切りの
JRA通算100勝目。
JRA重賞は
トウカイトリックで制した
ダイヤモンドS(GIII)に続く今年2勝目で、通算5勝目。管理する角居勝彦調教師は
トールポピーで制した
阪神ジュベナイルフィリーズ(GI)に続く今年の
JRA重賞7勝目で、通算では22勝目となった。