G1・
有馬記念(24日、中山芝2500メートル)の公開枠順抽選会が21日に行われ、昨年の
桜花賞、
オークスを制した
スターズオンアース(牝4=高柳瑞)は8枠16番に決まった。
00年以降、16頭立てで行われた
有馬記念は昨年まで16回ある。この16回中、8枠に入った馬の連対はない。
18年に8枠15番から
シュヴァルグランが3着(9番人気)に入ったのが最高。8枠に人気馬が集中しているわけではないが、15年には
ゴールドシップが8枠15番で1番人気8着、07年には
ウオッカが8枠16番で3番人気11着など、近年の
有馬記念では8枠が鬼門となっている。
この抽選会に、SNSでは競馬ファンが一喜一憂。
スターズオンアースの16番には「やっちゃったwww」「これは荒れるぞー」「
スルーセブンシーズと
スターズオンアースが8枠という既に波乱の
有馬記念」などの声が飛んだ。
また、今年は大谷翔平にちなんだ「ドジャース」馬券がひそかに話題を呼んでいた。「ド」ウデュース、「ジャ」スティンパレス、スターズオンア「ース」と、3頭の名前の一部分をつなぐと「ドジャース」馬券になる。
だが、鬼門の8枠を引いたことで、SNSでは「ドジャース馬券が…」「ドジャース馬券がドジャー馬券になりそう」など、意気消沈する声や、反対に「枠から見ても
ドウデュース、
ジャスティンパレス、
スターズオンアースのドジャース馬券が本当に出るのでは」とつづる声もあった。
スターズオンアースは父
ドゥラメンテ、
母サザンスターズ(母の父スマートス
トライク)の血統で通算11戦3勝。ここまで全てのレースで3着以内に入っている。
▼抽選方式 ゲストの「2023
JRA年間プロモーションキャラクター」佐々木蔵之介、見上愛が抽選ポットから馬名ボールを選び、開封馬番を選択する騎手(調教師)を決める。選択された騎手(調教師)が登壇。抽選ポットから馬番ボールを選択して自らボールを開封し、枠順決定となる。
※最近10年の優勝馬
13年 3枠6番
オルフェーヴル14年 2枠4番
ジェンティルドンナ15年 4枠7番
ゴールドアクター16年 6枠11番
サトノダイヤモンド17年 1枠2番
キタサンブラック18年 4枠8番
ブラストワンピース19年 3枠6番
リスグラシュー20年 5枠9番
クロノジェネシス21年 5枠10番
エフフォーリア22年 5枠9番
イクイノックス
スポニチ