「
京成杯・G3」(14日、中山)
デビュー2連勝中の
アーバンシックが中心だ。新馬戦は若さをのぞかせながらも、ゴール前で鋭く伸びて白星発進。前走の
百日草特別は、発馬がひと息で後方からとなったが、完璧なラップを刻んで逃げた2着馬を豪快に差し切った。着差以上の強さで、未完成ながらスケールの大きさは世代屈指。無傷V3で春のクラシックへ-。
ラ
イバルは、同じく2戦2勝の
ジュンゴールド。紫菊賞V後は休養に入っていたが、1週前追い切りでは、栗東CWの併せ馬で6F85秒7-11秒4をマークし、年長馬相手に0秒7先着を決めた。反応はシャープで、体全体を大きく使った走りでパワーアップを遂げている印象。初の東上でどんなパフォーマンスを見せるか。
新馬戦Vから重賞に挑む良血馬
バードウォッチャーにも注目が集まる。母は10年の3冠牝馬
アパパネ、異父姉は21年
秋華賞馬
アカイトリノムスメという一流の血筋。デビュー戦の勝ちっぷりを見れば、クラシック級なのは間違いない。ポテンシャルの高さで重賞の壁も難なく突破する。
葉牡丹賞2着の
マイネルフランツは、デビュー以降、芝2000メートルを一貫して使われており、距離実績は一歩リード。走り慣れた舞台なら侮れない。
京都2歳S4の
ダノンデサイルは、発馬が決まれば差し届いていい。
提供:デイリースポーツ