紅一点の
シンリョクカ(牝4、美浦・
竹内正洋厩舎)が、
日経新春杯(4歳上・GII・芝2400m)で重賞初制覇を狙う。
シンリョクカは父
サトノダイヤモンド、
母レイカーラ、母の
父キングカメハメハの血統。ここまで6戦1勝。キャリア1戦で挑んだ2歳時の阪神JFでは、12番人気の低評価を覆して
リバティアイランドの2着に健闘。3歳時の4戦は勝ち負けに届かなかったが、3走前の
オークスは2着から0秒3差の5着、前走の
エリザベス女王杯は0秒5差の9着だから、大きく負けているわけではない。軽量を味方につけられれば、牡馬相手のGIIでも好勝負になっていい。
そもそも
日経新春杯は人気薄の牝馬がよく走るレース。勝ったのは10年
メイショウベルーガが最後だが、その後も15年に10番人気
フーラブライドが2着、21年に13番人気
ミスマンマミーアが2着と健闘している。今年も牝馬が高配当の使者となるか、要注目したい。
【
日経新春杯で馬券に絡んだ2桁人気の牝馬】00年以降
・08年…3着
テイエムプリキュア(12番人気)
・09年…1着
テイエムプリキュア(11番人気)
・10年…3着
レッドアゲート(12番人気)
・15年…2着
フーラブライド(10番人気)
・21年…2着
ミスマンマミーア(13番人気)