JRAは1月9日、2023年度のJRA賞を発表した。最優秀3歳牡馬には日本ダービーを制したタスティエーラ(牡3歳、美浦・堀宣行厩舎、父サトノクラウン)が選ばれた(年齢は2023年時点の表記)。投票総数295票のうち260票を獲得した。

　2023年は6戦2勝を挙げて、報知杯弥生賞ディープインパクト記念で重賞初制覇を挙げると、続く皐月賞は2着に好走。大一番の日本ダービーでは、1番人気のソールオリエンスを首差おさえてダービー馬の栄誉に輝いた。ラスト1冠の菊花賞でも2着に好走して、牡馬クラシック3冠レースでオール連対した。

　堀宣行調教師「このたびは名誉ある賞に選出していただき、誠にありがとうございました。競馬関係者の皆様方、ファンの皆様方に御礼を申し上げます。まだ至らない部分が多く、ポテンシャルをすべて発揮できていないので、今後はしっかりと課題に取り組んでいきたいと思っています」

スポーツ報知