ＪＲＡは９日、「２０２３年度ＪＲＡ賞」の競走馬部門の各賞を発表。最優秀３歳牝馬には史上７頭目の３冠牝馬リバティアイランドが輝いた。獲得票数は２９５票中２９４票。わずか１票及ばず満票受賞は逃したが、２年連続で世代別の最優秀牝馬の座を射止めた。６馬身差Ｖのオークスを筆頭に、３冠戦では同世代のライバルを圧倒。古馬初対戦となったジャパンＣで“世界王者”イクイノックスに敗れたものの、２着と女王の力を示した。

　中内田師は「最優秀２歳牝馬に続くタイトル受賞、感謝しております。このような馬に携わることができたのは名誉であり光栄なことです。牝馬３冠達成は、第一にリバティアイランドが頑張ってくれたおかげであり、牧場と厩舎スタッフ、川田騎手が一つのチームとして力を合わせた結果だと思います」と感無量の様子。

　現在は滋賀県のノーザンファームしがらききに放牧中。今後は未定だが、「今年もタイトルに恥じない活躍ができるようにチーム一同、力を合わせて頑張って参ります」と意気込んだ。

提供：デイリースポーツ