「
京成杯・G3」(14日、中山)
2連勝中の
ジュンゴールドは、栗東DPで単走追い。ゆったりとしたフットワークで姿を現すと、ラストは一気に加速して6F83秒6-38秒2-11秒8を計時した。
友道師は「調教ではそこまで動くタイプではないし、体もあまり良く見せない。だけど、2戦目の調教よりも動きは良くなっていますし、無理していない。競馬に行くと強いし、調教と実戦では全然違います」と納得の表情だ。
初陣から秀逸な能力を証明してきた。デビュー戦を中団後方から桁違いの末脚で豪快に差し切ると、続く紫菊賞では後続を3馬身以上突き放して逃げ切った。
中山に舞台を移すが、「小倉で長距離輸送も経験しているし、問題ない。脚力もあるし、しまいの脚もしっかりしている。中山二千は合いそうです」と自信を示す。「この馬の力を測るレースになります」。暮れのG1を
スキップし、ここに照準を定めた。無傷3連勝で重賞タイトル奪取へ。破竹の勢いそのままにさっそうと駆け抜ける。
提供:デイリースポーツ