24日、
佐賀競馬場で行われた
中島記念(3歳上、ダート2000m、1着賞金300万円)は、
倉富隆一郎騎手騎乗の1番人気
ワンパクメロ(牡4、佐賀・
川田孝好厩舎)が好位追走から4角手前で先頭に立つと、逃げ粘った3番人気
コスモラングザームに2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分09秒6(重)。さらに4馬身差の3着には2番人気の
ザオリンポスマンが入っている。なお、疾病のため、
ベルチャイムが出走取消に、
ユウワンが競走除外となっている。
勝った
ワンパクメロは、
父ブラックタキシード、
母ハイパーベル(
その父ミルジョージ)という血統の青森産馬。05年8月にデビューし、3戦目で初勝利。昨年は
九州ダービー栄城賞(佐賀・ダート2000m)2着や
青島特別(500万下、
JRA小倉・芝1800m)で勝ち馬から0.3秒差の4着に入るなどの活躍を見せた。今年に入ってこれまで10戦9勝2着1回と安定した成績を収めており、8連勝となった前走の
九州大賞典(佐賀・ダート2500m)で重賞初制覇を飾っていた。通算成績30戦14勝(うち
JRA3戦0勝、重賞2勝)。