「東海S・G2」(21日、京都)
主役を担うのは、ここまで4戦3勝、2着1回とまだ底を見せていない
オメガギネス。前走のグリーンチャンネルCは、横綱相撲で3馬身半差の完勝。初のマイル戦+古馬初対戦もあっさりクリアして、ポテンシャルの高さを改めて示した。伸び盛りの明け4歳馬が、初の重賞タイトルを獲得し、府中のダート王決定戦に名乗りを上げる。
みやこS3着から重賞獲りを狙う
ウィリアムバローズ。ダート転向後は〈6・4・1・1〉と崩れたのは1度だけという堅実派だ。1週前追い切りは、栗東CWで6F80秒9-11秒9を記録。上々の伸び脚で、ここを目標に態勢は整った。今度こそタイトル奪取へ。
ベテルギウスSでオープン3勝目を手にした
ペプチドナイル。これまでとは一転、好位に控えて、先に抜け出した2着馬をゴール前で差し切ってV。斤量59キロを背負っていたが、力でねじ伏せる強い内容だった。脚質に自在性が出た今なら、重賞でも勝ち負けだ。
初ダートの
太秦Sで復活Vを飾った
ヴィクティファルス。中団追走から、直線入り口で勢い良く先頭に立つと、そのまま押し切って快勝。21年のス
プリングS制覇後はスランプに陥っていたが、高い砂適性を示して、輝きを取り戻した。新天地で重賞2勝目なるか。
目下2連勝中の
ブライアンセンス。昇級初戦となるが、昨年のユニコーンSで3着の実績があり、形だけだ。勢いを武器に、経験豊富なダートの猛者たちに真っ向勝負を挑む。
提供:デイリースポーツ