スマートフォン版へ

【東海S】ブライアンセンス 3連勝&初タイトルへ心身成長 厩舎の“看板馬”に「ここで力試し」

デイリースポーツ
  • 2024年01月17日(水) 06時00分
 「東海S・G2」(21日、京都)

 目下2連勝中のブライアンセンスが、勢いそのままに重賞初制覇を目指す。伸び盛りの4歳馬らしく、馬体が増えてパワーアップ。精神面も成長したことで、レース内容にも進境がうかがえる。舞台は引き続き京都ダート1800メートル。岩田望との新コンビで初タイトルをつかみ取り、さらなる高みへと突き進む。

 着実に条件戦を連勝してオープン入りを果たしたブライアンセンス。ユニコーンS3着以来、2度目の重賞挑戦へ向けて小原助手は「ここで力試し」と、あくまでも挑戦者であることを強調した。

 名手・モレイラに導かれて2連勝。特に、前走の花園Sは“神騎乗”とも言える手綱さばきでインから鮮やかに抜け出した。「道中で気が抜けるんです。追い切りでもそうですが、フワッとするところがあるんですよね。馬に任せると、どんどん下がっちゃう(笑)」と同助手。気を抜かさないよう、適度にアクセルを吹かしながら直線でトップギアへ。馬の特徴を瞬時に見極めるあたりが、さすが“マジックマン”だ。

 舞台は連勝した近2戦と同じ京都ダート1800メートル。今回は中7週のローテだが、「この馬は短期で放牧に出たぐらいで、ほとんどトレセンで調整していますから。使いながら調教も動くようになってきました。京都まで輸送しても体は減りませんでしたからね。ここまでは順調です」と状態面に胸を張る。

 17日の最終追い切りには、新たにコンビを組む岩田望が栗東から駆け付ける予定。「フワッとしても反応はするので、そのあたりを感じてもらえれば」と期待感を口にする。最近ではシャドウディーヴァフルデプスリーダーといった重賞ウイナーが現役を退いた斎藤誠厩舎。「ウチは今、引っ張って行く馬がいないので。何とかそうなってほしいです」。成長著しい4歳馬が、厩舎に新風を吹き込む。

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す