「東海S・G2」(21日、京都)
4戦3勝と底を見せていない
オメガギネスは17日、美浦Wで
オメガキャプテン(4歳2勝クラス)と併せ、馬なりで併入。終始、楽な手応えで進み、軽快な動きを披露して6F84秒0-36秒9-11秒4の時計を刻んだ。2週続けて追い切りに騎乗した戸崎圭は「道中に軽さがあって良かったです」と好感触だ。
特徴として状態が悪いときはフォームが伸び切ってしまい、伸縮性に欠けるところがある。2着に敗れた
レパードSがそうだった。大和田師は「先週よりも上体が起き上がって走っていたし、今のところは問題ないですね」と説明。まだ改善の余地はあるものの、力を出せる状態にある。
初の京都9F戦について、師は「センスのある馬で、前走は距離短縮、ワンターンの舞台で上手に走ってくれた」と3馬身半差で快勝したグリーンチャンネルCを例に出し、「どんな条件でもこなしてくれるタイプだと思います」と分析する。問題視はしていない。
今回は重賞初制覇が懸かる一戦。師は「ポテンシャルの高さは前走で確認できたし、楽しみです」と期待を込める。伸び盛りの4歳馬。さらなる高みを目指すためにも、ここで存在感を示したい。
提供:デイリースポーツ