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ひさびさに雨予報の京都 道悪馬場なら芝は松山騎手・ダートは米国血統に注目

  • 2024年01月19日(金) 12時15分
 今週末の京都は土日ともに雨予報。雨かつ不良馬場となると昨年5月までさかのぼる。そこで昨春のリニューアルオープン以降に絞り、京都の芝とダート、それぞれ重と不良に限定して、目立った傾向がないか探ってみたい。

 まずは芝から。18鞍とサンプル数は少ないが、それでも傾向らしいものは見つかった。まずは脚質別の成績だが、逃げ馬が[4-1-2-11]の勝率22%、複勝率39%。回収率は単複ともに100%オーバーと上々の成績を残している。また、18鞍のうち14鞍で4角3番手以内の馬が勝利。昨春の鞍馬Sではエイシンスポッターが鮮やかな直線一気を決めているが、これは例外中の例外。前に行く馬を軸に据えるのが無難だ。

 このデータと関連するのが、前走距離別のデータだ。前に行きにくい距離短縮組は不振で、2000m以下では[0-3-2-17]の勝率0%、複勝率23%。3番人気以内が8頭もいながら未勝利だから、馬単や3連単の頭では買いづらい。

 最後に松山弘平騎手に注目したい。積極的な騎乗が持ち味とあって、10鞍で[2-0-4-4]の勝率20%、複勝率60%と好成績。2勝はともに5番人気でのものだから、少々人気薄でも押さえておきたい。

 続いてダートだが、こちらは血統で攻めたい。該当42鞍でシニスターミニスター産駒が[5-3-1-9]の勝率28%、複勝率50%。回収率は単複ともに200%オーバーだから超優秀といえる。他でもパイロ産駒アジアエクスプレス産駒など、米国血統の種牡馬の活躍が目立つ。逆にディープインパクト系は人気ほど走れていない。東海Sではミッキーアイル産駒のウィリアムバローズリアルインパクト産駒のオーロイプラータが減点となる。

 騎手では岩田望来騎手が奮闘している。21鞍で[6-1-3-11]の勝率29%、複勝率48%。逃げ切りで3勝を挙げているように、道悪らしい前々からの押し切りが目立つ。東海Sではブライアンセンスに騎乗するので要注目だ。

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