スマートフォン版へ

1月22日は「ジャズの日」 ジャズに関係する馬名で活躍した名馬とは?

  • 2024年01月22日(月) 12時51分
 きょう1月22日は「ジャズの日」だそうだ。その理由は、JAZZの「JA」が「January」の先頭2文字であり、「ZZ」が「22」に似ているからだという。そこで「ジャズ」の3文字を含む馬名で活躍した馬を紹介したい。

 86年以降に限ると、「ジャズ」を含む馬名で唯一のJRA重賞勝ち馬がオールザットジャズだ。名門・角居厩舎に所属したタニノギムレット産駒。馬名は米国のミュージカル映画のタイトルに由来している。12年と13年の福島牝馬Sを連覇するなど、全6勝中5勝が芝1800m。GIは5戦して12年エリザベス女王杯の5着が最高着順だった。

 オールザットジャズ以外にオープン勝ち馬は1頭だけいる。ジャズエチュードは豪州生まれのI Am Invincible産駒。新馬勝ちは芝1600mだったが、2戦目以降は1200m以下に専念。格上挑戦した22年のルミエールオータムダッシュを1番人気で制した。

 現役の稼ぎ頭はジャズブルース(牡5、栗東・吉村圭司厩舎)だ。父オウケンブルースリ母ジュピターズジャズ、母の父サンデーサイレンスの血統で、母から「ジャズ」の3文字を受け継いだ。ここまで17戦4勝。3歳夏から秋にかけて1勝クラス、2勝クラス、3勝クラスと3連勝。オープンでは6戦して未勝利だが、前走の門司Sでは5着に食い込み、4戦ぶりに掲示板を確保した。次走では馬券圏内に食い込むことを期待したい。

 もう1頭、現役ではジャズ(牡3、栗東・辻野泰之厩舎)にも触れておきたい。父ルーラーシップ母カンタービレ、母の父ディープインパクトの良血。昨年12月の新馬では0秒1差の3着に健闘したが、続く1月の未勝利は9着。まだまだ子供っぽい体型だけに、本格化は先だろう。現在は放牧に出ているが、復帰した時には血統馬らしい走りを見せてくれるはずだ。

 最後に番外編としてモーニンを取り上げたい。言わずと知れた16年のフェブラリーSの覇者。一見するとジャズとは関係ないように思えるが、馬名の由来は「ジャズの曲名」。モーニンはアート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズが1958年に発表したアルバムであり、モダン・ジャズを代表する名盤との呼び声も高い。ジャズにちなんだ馬名では最も活躍した馬として覚えておきたい。

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す