スマートフォン版へ

2月定年の関西のトレーナーを回想 ダービージョッキーの安田隆行調教師など4人

  • 2024年01月24日(水) 07時45分
 2月いっぱいで7人の調教師が定年を迎える。ここでは栗東所属の4人を振り返る。

 安田隆行調教師は騎手、調教師の双方でGIを制した。騎手としてはJRA通算680勝。91年の皐月賞トウカイテイオーで勝ち、デビュー20年目にしてGI初制覇。続く日本ダービーも制し、ダービージョッキーに輝いた。そして95年に厩舎を開業すると、騎手時代以上の活躍を見せる。カレンチャンロードカナロアでマイル以下のGIを次々に制し、「短距離王国」の異名をとれば、ダートでもトランセンドグレープブランデーなどの活躍馬を輩出。トレーナー人生の終盤を迎えてもダノンスマッシュダノンザキッドダノンスコーピオンなどのGI馬を送り出し、ラストイヤーまで常勝厩舎の地位を維持し続けた。

 松永昌博調教師は騎手としてJRA通算544勝。何といってもナイスネイチャとのコンビが有名で、全41戦中40戦に騎乗。重賞を4勝したが、それ以上に有馬記念での3年連続3着を記憶しているファンも多いはずだ。騎手としてGIに手が届かなかったが、調教師として11年のマイルCSエイシンアポロンで制し、騎手時代を含めても初となるGI制覇を果たしている。

 加用正調教師は騎手としてJRA通算559勝。重賞20勝を挙げた。調教師としては古くはエイシンガイモンランニングゲイルリミットレスビッドなどを管理。そしてドリームバレンチノで14年のJBCスプリントを制し、騎手時代を含めても初となるGI級制覇を決めている。

 飯田雄三調教師は調教助手を経て、01年に厩舎を開業。しばらくは重賞に縁がなかったが、15年にマイネルクロップ佐賀記念を制し、初のタイトルを獲得。さらにマーチSで重賞初制覇を果たした。調教師生活終盤になってもアイアンテーラーテイエムサウスダンビーアストニッシドなど、コンスタントに活躍馬を送り出した。

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す