スマートフォン版へ

【AI予想・根岸S】穴馬3頭が◎候補で波乱の予感 前走のレース格と距離は要チェック!

  • 2024年01月22日(月) 19時00分
 本記事ではnetkeibaオリジナルAIが推奨する本命候補3頭を特筆すべき過去の傾向とともにご紹介します。

 今週の重賞競走は日曜日に根岸ステークス(GIII)とシルクロードS(GIII)が行われます。その中から東京競馬場で行われる根岸Sを取り上げます。まずは過去の傾向から。

 過去10年の根岸Sでの前走クラス別成績を見ていきます。過去10年の根岸Sでは前走重賞に出走していた馬が10勝2着6回3着5回と圧倒しています。前走で格の高いレースを経験している事が有利に働くと言えるかもしれません。

 一方、前走でオープン特別以下に出走していた馬は2着4回3着5回。この9頭は全て前走で3着以内に好走していました。前走が根岸Sよりも格下のレースだった場合は、その時の着順に注意を払いたいところです。

 続いては、過去10年の根岸Sにおける前走距離別成績です。過去10年の根岸Sでは前走で1600mから1800mに出走していた馬が7勝2着4回3着5回と良績を残しています。複勝回収率も112%と優秀な数値となっています。根岸Sの舞台は東京ダート1400mと距離は短いですが、最後の直線は500m以上ありますので、スピードだけではなくある程度のスタミナが必要なため前走からの距離短縮馬が結果を残していると考えられます。

 前走が1400m以下だった馬は3勝2着6回3着5回で複勝回収率は34%と低調な数値です。ただ、前走1400m以下で馬券に絡んでいるのは全て前走で3着以内に好走しており、きっちりと結果を残している馬にのみチャンスがある事は覚えておきたいポイントと言えそうです。

 それでは早速ですが、今週の根岸SでAIから導き出された月曜日時点での本命候補3頭をご紹介します。

◆人工知能は波乱を示唆

ベルダーイメル

 前走のカペラS(GIII)は6着。デビューしてから初めての1200mという事もあり、道中は追走に苦労。また、スタート直後の芝からダートに変わる部分では躓くような場面もあり、後方からの競馬を余儀なくされてしまいます。それでも直線は上がり最速の脚を使い追い上げていましたし、着順の印象ほど悪い内容ではありませんでした。今回は昨年のエニフS(L)を勝った1400mに距離が延びますし、差し脚を活かすタイプなので東京の長い直線も歓迎材料と言えます。

 これまでに重賞勝ちの実績はありませんが、2走前の武蔵野S(GIII)ではJpnI勝ち馬のレッドルゼルと僅差の競馬をしていますし、3走前のグリーンチャンネルC(L)では重賞勝ち馬ペリエールに先着と重賞級のポテンシャルを感じさせる走りは見せています。今回は条件的にも申し分ないですし、人気はないかもしれませんが重賞初制覇のチャンスは十分にあるはずです。

ケンシンコウ

 昨年の根岸Sでは今回人気が予想されるタガノビューティーと差のない競馬をしていますし、1400mへの適性は十分に感じられます。東京競馬場では20年のユニコーンS(GIII)でカフェファラオの3着と結果を残していますので、コース適性にも不安はありません。

 今回は昨年のマーチS(GIII)以来の長欠明けとなりますが、休み明けが全くダメなタイプではありませんし自身の能力は出し切ってくれるはずです。過去傾向から前走からの距離短縮馬は好成績を残しているのも本馬にはプラスに働きます。能力は十分通用しますし、休み明けが嫌われて人気はなさそうですが、大穴として狙ってみても面白い1頭と言えそうです。

アイオライト

 前走のギャラクシーS(OP)はスタートから先手争いが激しくハイペースの競馬。ハナを争った2頭が早々に脱落する流れの中、本馬は先行策から直線で早々と先頭に立つ積極果敢な競馬で直線半ばまでは先頭をキープ。さすがにゴール前ではペースがきつかった事もあり余力を失ってしまいますが、大バテせずに5着と掲示板を確保。先行馬には厳しい流れでしたし、斤量も他馬より重い59キロを背負っていた事を考えれば上々の内容だったと言えます。

 これまで重賞勝ちの実績はありませんが、2歳時には全日本2歳優駿(JpnI)で2着に好走していますし、昨年の北海道スプリントC(JpnIII)2着など実績があり重賞級の能力は示しています。今回、人気薄での出走が予想されますが、前走の内容や能力を考えれば通用する可能性は十分。先行力を活かせる流れになれば浮上の余地は大いにありそうです。

 今回は以上となりますが、枠順確定後の週末版では枠番や調教時計、天候などが加味されます。現時点で浮上しなかった馬が急上昇する事もありますので、そちらも楽しみにお待ちください!

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す