昨年の菊花賞を制したドゥレッツァの半妹となるディヴァイネスト(牝3、美浦・勢司和浩厩舎)が、土曜東京5Rの3歳新馬(芝1600m)でデビュー勝ちを狙う。

　ディヴァイネストは父リアルスティール、母モアザンセイクリッド、母の父More Than Readyの血統。母は13年の新G1ニュージーランドオークスの覇者。半兄のドゥレッツァは未勝利から5連勝で昨年の菊花賞を制している。

　昨年末からWコース中心に乗り込まれ、最終追いは楽な手応えのまま、5F68秒4-1F12秒3をマーク。攻め量、時計の両面から見て、態勢は整ったといえるだろう。兄の主戦を務めるC.ルメール騎手を配し、しっかり決めたい初陣となる。