ダーレー・ジャパンは2月2日、今年から日本で種牡馬生活をスタートするパレスマリス(牡14歳、父カーリン)とヨシダ(牡10歳、父ハーツクライ)が、無事にスタリオンに到着したことをXで発表した。

　パレスマリスは現役時代に米国でダートG1を2勝し、2016年から米国で種牡馬入り。昨年の朝日杯FS馬で、最優秀2歳牡馬に選出されたジャンタルマンタルの父として、日本の競馬ファンにも脚光を浴びる存在になった。今年はノーブルロジャーがシンザン記念を快勝。日本の芝への適性を証明しており、輸入後、さらなる産駒の活躍が期待できる。種付け料は350万円となっている。

　もう1頭のヨシダは、2015年のセレクトセール1歳の出身馬で、米国を拠点に競走生活を送り、芝、ダートの両方でG1を勝利。日本産馬として史上初となる米国ダートG1制覇を達成した。2020年より米国で種牡馬入りし、初年度産駒から重賞勝ち馬を送り出した。父ハーツクライの後継種牡馬として注目が集まる。なお、種付け料は150万円。

スポーツ報知