スマートフォン版へ

サウジ&ドバイより“大盤振る舞い”!? G3なのに賞金破格のカタール・アミールトロフィー

  • 2024年02月16日(金) 16時45分
 現地時間2月17日(土)にカタール・ドーハのアルライヤン競馬場で行われるアミール・トロフィー。日本からはサトノグランツ(牡4、栗東・友道康夫厩舎)やゼッフィーロ(牡5、栗東・池江泰寿厩舎)、ノースブリッジ(牡6、美浦・奥村武厩舎)の3頭が参戦する。

 当レースはカタール国内におけるG1だが、国際競走としてはG3。今月行われる国際招待競走「アミール・スウォード・フェスティバル」のメインレースにあたり、最も高額な賞金を設定している。その総賞金は250万米ドルで1着は142万5000米ドル。2着が55万米ドルで3着は27万5000米ドルにのぼる。

 同じ中東では、世界最高賞金レースとしてサウジCが知られるが、サウジカップデーのG3・レッドシーターフハンデキャップは、総賞金250万米ドルとアミール・トロフィー並み。しかし、同じサウジカップデーでもG3のサウジダービーやリヤドダートスプリントは150万米ドルと3分の2程度で、1着賞金は90万ドルとなっている。また今年からG2格上げが発表され、賞金が増額された同日のネオムターフカップと1351ターフスプリントでも総賞金200万米ドル。高額賞金で知られる中東のレースと比較しても“大盤振る舞い”であることが分かる。

 そのほか3月末に行われるドバイワールドカップデーのG3競走・ゴドルフィンマイルやドバイゴールドカップ、UAEダービーいずれも総賞金100万ドル。1着賞金は58万ドルと設定されている。参考までに日本のGIIIにおける1着賞金は4000万円前後。レートにもよるが、アミール・トロフィーでは約5倍前後の賞金を獲得できる計算になる。つまりアミール・トロフィーは国際G3として破格の賞金レースだといってよいだろう。

 昨年は地元馬ではなく香港のロシアンエンペラーが制したアミール・トロフィー。今年は日本馬が栄冠を手にするか、各馬の走りが楽しみだ。

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す