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【フェブラリーS】冬のダートは巨体が有利 ドンフランキー 馬力で勝負

スポニチ
  • 2024年02月13日(火) 05時19分
 過去の傾向から勝ち馬に迫る「G1データ王」。今年最初のG1「第41回フェブラリーS」はレモンポップウシュバテソーロ共に不在で混戦模様だ。難解戦こそ傾向分析の出番。データ班が過去10年の結果から導き出した激走馬は、左橈骨(とうこつ)遠位端骨折からの復活を期すあの巨漢馬だ。

 (1)性齢

 ベテランが元気なイメージがあるダート戦線だが、4歳【4・1・1・19】、5歳【4・4・4・24】、6歳【2・1・3・27】、7歳以上【0・4・2・58】と年を重ねるごとに勝率は悪くなる。4歳馬は前走負けた馬【3・1・1・10】の反発があるが、5歳馬は勢いがある前走1着馬【3・3・2・5】が強い。6歳馬も同様に前走1着馬【2・0・1・5】なら狙いが立つ。性別では牡馬が圧倒的に優勢。牝馬は【0・0・1・12】で馬券に絡んだのはソダシのみ。

 (2)馬体重

 冬の乾いたダートは馬力が問われるコンディションになりやすい。馬体重別成績では、520キロ以上の巨漢馬が【5・4・4・37】と馬券圏内の約半数を占めている。500〜519キロ【3・2・4・31】も含めれば占有率は7割以上に。500キロ未満は【2・4・2・60】。勝率はわずか2・9%で、単勝回収率は19%まで低下する。

 (3)前走

 前走別では最多出走の根岸S組が【4・2・3・49】と最多勝。8年連続で馬券に絡んでおり、軸選びには最適だ。ただし、根岸S1着馬が【4・1・1・3】と圧倒的な成績を残しているのに対し、2着馬は【0・1・2・3】と勝ち馬なし。3着以下となると【0・0・0・42】と壊滅。今年は1着馬エンペラーワケアが出走せず。根岸S組は厳しい。ならば好走率が秀でたチャンピオンズC組【3・3・2・9】が中心になるかと思えば該当馬なし。東海S組【2・1・1・16】も2着以下は【0・1・0・12】で狙えない。レースを限定せず前走クラス別勝率で見ると、G3=6・5%、G2=10・0%、G1=15・8%とグレードに比例して上昇。レースの格を重視したい。ちなみに、前走が芝だった馬は5頭いたが、18年レッツゴードンキの5着が最高で馬券には絡んでいない。

 結論

 混戦を制するのはドンフランキーだ。前走時588キロと現役屈指の巨漢で「前走G21着の5歳牡馬」と減点材料が少なかった。体重を500キロ台まで増やしてくれば南関東3冠馬ミックファイアにもチャンス。前走G1組からは4歳牡馬ドゥラエレーデが着順を上げてくる可能性が高い。(データ班)

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