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【雲取賞レース後コメント】ブルーサン和田竜二騎手ら

ラジオNIKKEI
  • 2024年02月14日(水) 19時54分
 14日(水)、大井競馬場(晴・良)で行われたダートグレード競走、第6回雲取賞(JpnIII、1800m)は、3番人気JRAブルーサン(和田竜二騎手)が逃げ切って勝利した。後続を寄せ付けない逃げ切りで、初の重賞タイトルを手にし、今年から交流重賞となった「ダート三冠」への前哨戦を制した。勝ちタイムは1分55秒2だった。

 2着は、2番人気のアマンテビアンコ(JRA)で2馬身差、さらに1馬身3/4差の3着には、地元の6番人気サントノーレ(大井)が入った。1番人気のイーグルノワールは4着となった。

 ブルーサンは、父モーニン母グッドレインボー、母の父ステイゴールドの3歳牡馬。JRA川村禎彦調教師の管理馬。通算成績は9戦3勝(うち地方1戦1勝)。重賞は初勝利となった。

レース後の関係者のコメント

1着 ブルーサン(和田竜二騎手)
「前走、強い競馬をしてくれたのですが、さらに出来も上がっていましたし、大井のコースも1800mだったのでチャンスがあるのではないかなと思っていました。前走よりも落ち着きがない分、少し馬がソワソワしていました。少しモノ見などをする馬で、ハナに行く馬ですし、気になっていました。しっかり最後まで走り切ってくれましたので、強かったと思います。

 前走辺りから、自分のリズムで走れたら本当に終いもしっかりしている馬だなと思っていました。道中が、速いように見えて馬のペースで行けていますので、その辺りが強い要因だと思います。ダート三冠が始まりますし、羽田盃と同じコースで走れたというのは強みになると思います。大井競馬場に慣れたら、この馬も帰ってきたと思って、頑張って走ってくれる馬だと思います。

 基本的には真面目に走ってくれる馬ですし、楽しみですね。僕自身も大井競馬で久しぶりに勝たせてもらったので、とても気持ち良かったです。また本番に向けて馬をしっかり作っていきたいと思いますので、また応援をよろしくお願いいたします。」

(川村禎彦調教師)
「今日は馬の状態が一番良かったです。思った通りに調教ができましたし、最終追い切りでは"良いですよ"という話だったので自信を持って送り出せました。勝ててホッとしています。先々も楽しみになりました。次走は羽田盃を考えています。」

2着 アマンテビアンコ(C.ルメール騎手)
「スタートで躓いて少し出遅れてしまいました。リードホースの後ろからになりました。向正面で彼の手応えは良かったですが、3コーナーから流れに乗れませんでした。前の馬からは離れてしまいましたが、最後はずっと同じペースでよく頑張ってくれました。地方競馬は初めてだったので、狭いコーナーにまだ慣れていません。それでもクラシックには行けるので良かったです。」 

3着 サントノーレ(服部茂史騎手)
「良い内容でした。いつもあの脚を使ってくれるのですが、今日は外枠からあの位置を取れて粘ってくれたのは収穫です。最後も頑張ってくれました。成長を感じますし、次も楽しみです。」 

4着 イーグルノワール(松山弘平騎手) 
「勝ち馬を見ながら良いポジションでレースを進められました。しかし、向正面で早めに手応えがなくなってしまって、伸び切れませんでした。」

5着 フロインフォッサル(本田正重騎手)
「体がかなり緩くて、まだまだこれからの馬です。距離はいくら延びても大丈夫です。これからさらに成長してくれると思います。」

(取材:米田元気)

ラジオNIKKEI

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