歌手でタレントのあのちゃんが、17日深夜に放送されたフジテレビ系の競馬バラエティー番組「ウマウマ！〜アノミズキのビギナー育成TV〜」(土曜・深夜1時15分〜)に出演し、最もインパクトのあった推し馬などについて語った。

　今回の番組のテーマは「競走馬の名前」。地方競馬で馬主にも登録している純烈・酒井一圭をゲストに迎えて、馬名のルールや珍名馬などについて紹介するというもの。

　あのにとって一番インパクトがあった名前が、現役競走馬のリバティアイランド(牝4歳、栗東・中内田充正厩舎、父ドゥラメンテ)だったという。馬名の由来はニューヨークにある「自由の女神像が建っている島」の名前で、史上7頭目の3冠牝馬に輝いた名馬だ。あのは「名前が言いたくなる」と推し理由を説明。デビュー戦であのちゃんが絶叫した「カニキュル」(フランス語で熱波や真夏)や、G1にも出走している「イルーシヴパンサー」(母名の一部＋ヒョウ)もお気に入りだという。

　また、話題が2文字の馬について移ると、「アノって馬がいるって聞いてます」とあのちゃん。馬名の意味はギリシャ語で「上」を意味する言葉。JRA栗東の小栗実厩舎に所属していた牡馬だが、通算27戦4勝の成績で昨年9月7日に抹消された。それを伝えられた本人は「えっ、引退したの！？言ってよ〜」と不満を漏らしつつも、「会いたかった。お疲れ」とねぎらいの言葉をかけた。

　さらには、あのちゃんが馬主になった場合に付けたい名前を振られると、考える間もなく「ペチンペチンイテテ」と公表。ゲストの純烈・酒井から「ペチンペチンイテテをほしい馬主さんがいたらつけてくれると思う」と言われると、あのちゃんも「この馬が出てきたら推し馬にします」と楽しみにしているようだった。この命名にSNSでは「センスありすぎ！」「あのちゃん馬名センス100点」「名付ける人出るやろなぁ」など好反応のコメントが寄せられている。

　当番組のメインキャストは、若い世代を中心に絶大な支持を集めるマルチタレントの「あの」。競馬ビギナー代表として、様々な角度から競馬の魅力を学んでいく内容で、サポート役のフジテレビ・佐野瑞樹アナウンサーと共に番組のメインキャラクターを務める。さらに、日曜日の競馬中継「みんなのKEIBA」メインキャスター、DAIGOも「ウマウマ！キラキラ調教師」として参戦。ビギナーの「あの」を立派な競馬好きに育て上げるべく”調教”を施していく。

スポーツ報知