スマートフォン版へ

【フェブラリーS】11番人気・ペプチドナイルが大波乱呼ぶ快勝 3連単153万円超え

スポーツ報知
  • 2024年02月19日(月) 06時10分
◆第41回フェブラリーS・G1(2月18日、東京・ダート1600メートル、良)

 24年最初のJRA・G1、第41回フェブラリーSは18日、東京競馬場で行われ、11番人気のペプチドナイル(藤岡佑)が、超ハイペースから押し切りG1初制覇。管理する武英智調教師(43)=栗東=にとっても初のビッグタイトル。戦前から大混戦とされていたように上位人気は総崩れで、3連単は153万円を超え、レース史上最高配当となった。

 大混戦の下馬評を象徴するように、前半からレース史上2度目となる3ハロン33秒台の超ハイペースに。4番手の外めを追走したペプチドナイルは、藤岡佑が「あまりにも良かった」と振り返る手応え通り、直線残り200メートルで先頭に立ち後続を振り切った。18年NHKマイルC以来2度目のG1タイトルとなった鞍上は「前回は僅差でガッツポーズできなかったんですけど、今回はできてうれしかったです」と声を弾ませた。

 同じ前半3ハロン33秒台となった00年は、1着(ウイングアロー)から3着まで全て4角10番手以下の追い込み決着。当日は良馬場ながら雨があり、芝は稍重と時計が出やすい状態だった。今年はウシュバテソーロレモンポップ不在のなか、11番人気で“新砂王”となったが、他の先行馬は総崩れ。武英調教師の「自信がありました」の言葉通り、フロックではない強さだった。

 トレーナーにとっては、騎手時代を含めて25年目で初のG1タイトルに「長かったですね」と万感の思いがあふれた。タイトルを手にしたからだけではない。「(沼川一彦)オーナーには20年前からお世話になっていて、つらいときにも支えていただきました。普段は声を出さないんですけど、今回はどうしても勝ちたくて無我夢中で叫んでいました」。深い絆で結ばれたペプチドの馬だからこその感激だった。

 鞍上とも気心の知れた仲だ。「ジョッキー時代から仲が良くて、厩舎の初勝利も佑介ですから、縁をすごく感じますね。さらに生意気になるんだろうなと思います」とおどければ、藤岡佑も「『よくやったな』って言ってやりたいです」。開業から7年目。最高の結果をつかみ、さわやかな笑顔を見せた。

 ペプチドナイルを次に待つのは、不在だった2頭をはじめ強豪との直接対決だ。鞍上は「レースをするごとにパフォーマンスを上げているし、秋に向けてまた力をつけていってほしい」ときっぱり。群雄割拠のダート界からますます目が離せない。(角田 晨)

 ◆ペプチドナイル 父キングカメハメハ母クイーンオリーブ(父マンハッタンカフェ)。栗東・武英智厩舎所属の牡6歳。北海道浦河町・杵臼牧場の生産。通算20戦8勝。総獲得賞金は2億6259万6000円。重賞初勝利。馬主は沼川一彦氏。

スポーツ報知

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す