バルサムノート(牡4、栗東・
高野友和厩舎)が、
オーシャンステークス(4歳上・GIII・芝1200m)で重賞初制覇に挑む。
バルサムノートは父
モーリス、
母エピセアローム、母の
父ダイワメジャーという血統。母はス
プリント路線で活躍し、2歳時に
小倉2歳Sを制覇。3歳時の
セントウルSでは
ロードカナロアを下し、2つ目のタイトルを獲得している。
バルサムノートはここまで10戦3勝。昨夏まではマイルから中距離を主戦場としていたが、短距離に路線変更した。前々走の浜松Sを制してOP昇級を決めると、前走の
北九州短距離Sでも0秒2差の4着に肉薄。4角からモタれた分スパッとは切れなかったが、初の1200mで適性を示しており、重賞でも好勝負になっていいだろう。
今回は昨夏の
ラジオNIKKEI賞(4着)以来、2回目の重賞チャレンジ。母仔2代での重賞制覇となれば、GI参戦も視界に入る。今後を左右する一戦となることは間違いない。