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横山典弘騎手の“逃げ”神騎乗といえば? セイウンスカイなどファンの声多数集まる

  • 2024年02月28日(水) 18時00分
「あなたの思う横山典弘騎手の“逃げ”神騎乗は?」。2月23日に横山典弘騎手が56歳の誕生日を迎えたことをうけ、netkeiba公式X(旧Twitter)では同日にユーザーアンケートを実施。同騎手らしい華麗な逃げが炸裂したレースを対象に思いを語ってもらった。

 横山典弘騎手JRA通算2941勝(2月27日時点)を挙げ、JRAGI・27勝の名手。25日に行われた中山記念では、7番人気マテンロウスカイを勝利に導き、自身が持つJRA重賞最年長勝利記録を更新した。

 まず、ユーザーから多く寄せられたのは98年菊花賞セイウンスカイと、04年天皇賞(春)イングランディーレ。98年菊花賞ではハイペースでハナを奪うと中盤緩め、ラストは1000m59.3秒の脚で後続を突き放し、「逃げたら勝てない」と言われていた舞台で圧巻の逃走劇だった。2着のダービー馬スペシャルウィークに3馬身半差をつける完勝。横山典弘騎手の大きなガッツポーズも印象的だった。ちなみに、セイウンスカイ以来菊花賞を逃げて勝ったのは21年のタイトルホルダー。鞍上は息子・横山武史騎手であった。

 04年のイングランディーレは4歳四強(リンカーンネオユニヴァースザッツザプレンティゼンノロブロイ)がいたこともあり10番人気の伏兵評価。このレースで横山典騎手は「イングランディーレの一人旅」という実況で知られる通り、約20馬身の大逃げを打ったのである。結果は7馬身差の圧勝。現地観戦していたというユーザーからは「ゴール後のどよめきがすごかった」との声が寄せられた。

「魔術師」「典さんにしかできない」との重賞でないにもかかわらず、多く挙がったのは14年安房特別ケンブリッジサン。前走ダート1600mを使われ、芝2500mに挑んだ同馬はスタートしてハナを切ると大逃げの形に。3コーナー手前で後続に追いつかれて馬群に飲み込まれると思いきや、最後の直線で盛り返し見事勝利を飾ったのである。

 他に多くの声があったのは14年京都記念デスペラード、16年ブラジルCミツバ、20年京成杯AHトロワゼトワル、22年ホープフルSトップナイフなど。どのレースも「かっこいい」「胸が熱くなった」といった意見が集まっていた。今までもこれからも、多くのファンを魅了し続ける横山典弘騎手。鮮やかな騎乗にこれからも注目していきたい。

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