ガラリ一変で高配提供があるかも!? 名牝
カワカミプリンセスの最後の産駒となる
ラブアンドラッキー(牝3、栗東・
本田優厩舎)が、日曜小倉6Rの3歳未勝利(ダ1700m)で初勝利を狙う。
ラブアンドラッキーは父
カリフォルニアクローム、
母カワカミプリンセス、母の
父キングヘイローの血統。父は14年の
ケンタッキーダービーや16年の
ドバイWCなどG1を7勝した歴史的名馬。14年と16年の米
年度代表馬に選ばれ、23年には米競馬殿堂入りを果たしている。一方の母は06年の
オークスと
秋華賞を制した名牝。現3歳が本邦初年度となる父の産駒の中では屈指の良血馬といえる。
管理するのは騎手時代に母の主戦を務めた
本田優調教師。1月の新馬(小倉芝1200m)は勝ち馬から1秒5も離されたブービー13着に終わったが、結果的に条件が合わなかったのかも。その点、今回はダート替わり、さらには500mの距離延長となるので、見違えるような走りができても不思議ない。
母の産駒は
JRAで9頭がデビューしているが、初仔の
ミンナノプリンセスが2勝を挙げたのが最高。他の8頭は勝ち上がることもできなかった。それだけに
ラブアンドラッキーにかかる期待は大。母の産駒として2頭目の
JRA勝ち馬となることを願いたい。