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ステラヴェローチェに続けるか 21年クラシック世代のヨーホーレイクが金鯱賞で中783日の復帰だ

  • 2024年03月04日(月) 18時45分
 競馬史に残る超ロングシュートを決めるか。一昨年の日経新春杯を制して以来、長く休養しているヨーホーレイク(牡6、栗東・友道康夫厩舎)が金鯱賞(4歳上・GII・芝2000m)で復帰する。

 ヨーホーレイク父ディープインパクト母クロウキャニオン、母の父フレンチデピュティの血統。母は平成から令和を代表する名繁殖牝馬。これまでに15頭の産駒が走り、勝ち上がりが13頭、オープン馬が9頭、重賞勝ち馬が3頭。全兄のボレアスは11年のレパードS、同じくカミノタサハラは13年の弥生賞を制している。

 3日の大阪城Sエフフォーリアタイトルホルダーらを代表とする21年クラシック世代のステラヴェローチェが約2年半ぶりの勝利を飾った。昨年の富士Sで1年7カ月ぶりの復帰を果たし、3戦目で掴んだ久々の美酒だったが、ヨーホーレイクも同期として復帰が待ち望まれていた存在だ。

 ここまで7戦3勝。20年のホープフルSで3着、21年のきさらぎ賞で2着と、常に世代上位の力を示し、クラシックでは皐月賞エフフォーリアの5着、日本ダービーシャフリヤールの7着と善戦。休養を挟み臨んだ22年の日経新春杯ではステラヴェローチェを破って重賞初制覇を果たした。その後は長期休養を強いられたため、今回は2年2カ月ぶりの出走となる。

 中783日での勝利となれば、07年京都ハイジャンプテイエムドラゴンの中573日を大きく上回り、JRA重賞の最長ブランクV記録となる。平地GIでは93年有馬記念トウカイテイオーの中363日が最長だから、その倍以上となる。

 金子真人オーナー×友道康夫調教師×藤岡康太騎手のトリオといえば、21年京都大賞典マカヒキの1960日ぶり勝利が記憶に新しい。あの感動を再び。まずは無事に、願わくは勝利で、復帰を待ち望んでいたファンを喜ばせてほしい。

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