スマートフォン版へ

【AI予想・金鯱賞】中京の名物重賞は若さが最大の武器!? 人工知能は十分な実力を持つ3頭に高評価

  • 2024年03月04日(月) 19時00分
 本記事ではnetkeibaオリジナルAIが推奨する本命候補3頭を特筆すべき過去の傾向とともにご紹介します。

 今週の重賞競走は土曜日に中山牝馬ステークス(GIII)、日曜日に金鯱賞(GII)とフィリーズレビュー(GII)が行われます。その中から中京競馬場で行われる金鯱賞を取り上げます。まずは過去の傾向から。

 金鯱賞が3月開催となった17年以降の過去7年では、4歳馬や5歳馬といった比較的若い年齢の馬が結果を残しています。過去7年では4歳馬が4勝2着3回3着1回、5歳馬が2勝2着3回3着3回となっています。4歳馬や5歳馬は能力のピークを迎えている事が多く、力通りの走りが出来ている事がこのような傾向となっているのではないでしょうか。

 一方、6歳以上の馬は1勝2着1回3着3回と劣勢。馬券に絡んだ5頭の内、3頭は前走で5着以内と掲示板を確保。残る2頭は前走で1番人気だった馬と金鯱賞と同じ中京芝2000mでの重賞で勝利していた馬でした。6歳以上の馬に関しては前走の着順や人気、過去の実績などから取捨は決めたいところです。

 続いては、過去7年の金鯱賞における前走4角での位置別成績(前走海外の馬は除く)を見ていきます。過去7年の金鯱賞では前走4角で10番手以内の馬が5勝2着4回3着6回と良績を残しています。金鯱賞はGIIでレベルの高い馬が集まる一戦ですので、前へ行った馬が簡単には止まらないと考えると勝負所ではある程度の位置にはつけておきたいところです。

 前走4角11番手以下の馬で好走したのは2頭のみ。この2頭はどちらも前走で上がり最速を記録。前走で末脚の威力を十分に示している馬であれば、前走4角で後方にいたとしても好走の可能性が残るので注意したいところです。

 それでは早速ですが、今週の金鯱賞でAIから導き出された月曜日時点での本命候補3頭をご紹介します。

◆実力十分な本命候補

ヨーホーレイク

 中京競馬場では21年のきさらぎ賞(GIII)2着や22年日経新春杯(GII)1着と結果を残しており、このコースへの適性は十分に示しています。3歳時には皐月賞(GI)5着や日本ダービー(GI)7着と同世代の一線級相手に差のない競馬をしており、能力も高いモノを持っています。

 今回は22年日経新春杯以来の出走。休み明けが課題にはなりますが馬の仕上げに定評のある友道厩舎ですし、1週前追い切りでは切れのある動きを見せていましたので、長欠明けでも状態面に不安はなさそうです。今回は休み明けの影響で人気はなさそうですが、コース実績や能力からすれば好走する可能性は十分。むしろ、休み明けが嫌われて人気を落とすようならば絶好の狙い目になるのではないでしょうか。

ドゥレッツァ

 新馬戦では3着に敗れましたが、その後は破竹の5連勝で菊花賞(GI)を勝利。前走の菊花賞では、タスティエーラソールオリエンスなどクラシックで活躍した馬を相手に3馬身半差で快勝。しかも、菊花賞では不利と思われていた外枠(8枠17番)からの競馬でこの走りですし、一躍世代の頂点にまで昇り詰めたと言っても過言ではないでしょう。

 今回は前走の菊花賞から一気の距離短縮となりますが、芝2000mでも勝ち鞍を挙げていますし、左回りに替わるのも問題はありません。今年の金鯱賞では唯一のGI勝ち馬として出走しますし、実績から上位人気が有力。相手関係を見てもここは負けられない一戦と言えそうですし、人気に応える走りを期待したいところです。

ショウナンバシット

 近走は精彩を欠いているように思える本馬ですが、強敵相手のGIだった事や距離、ダートなどが敗因と考えられますので見限るのは早計と言えそうです。今回の芝2000mでは昨年の若葉S(L)で勝利していますし、皐月賞でも5着と掲示板を確保していますので適性は十分と言えます。

 その皐月賞では同世代の一線級相手に健闘していますし能力は十分。条件さえ整えばトップレベルの馬相手でも上位争いに持ち込めるはずです。近況から人気薄での出走となりそうですが、人気の差ほど能力差は感じられませんし、今回は条件も申し分ありませんので一発があっても不思議はない1頭と言えそうです。

 今回は以上となりますが、枠順確定後の週末版では枠番や調教時計、天候などが加味されます。現時点で浮上しなかった馬が急上昇する事もありますので、そちらも楽しみにお待ちください!

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す