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【金鯱賞】小林真也厩舎はディープ産駒の再生工場 レッドジェネシスが奇跡の復活なるか

  • 2024年03月07日(木) 17時30分
 誰もが驚く復活劇となるか。21年の京都新聞杯覇者のレッドジェネシス(セ6、栗東・小林真也厩舎)が、金鯱賞(4歳上・GII・芝2000m)で約3年ぶりの勝利を狙う。

 レッドジェネシス父ディープインパクト母リュズキナ、母の父Storm Catの血統。半妹のルージュスエルテは今年のクイーンCの3着馬。祖母の全兄のキングオブキングスは98年の英G1英2000ギニーを制している。

 ここまで18戦3勝。3歳時には京都新聞杯を制し、神戸新聞杯で2着。菊花賞では1番人気に推されるなど、将来を嘱望されていた。しかしながら、その3冠最終戦で13着に敗れてから勝利が遠い。友道康夫厩舎から小林厩舎への転厩初戦となった前走の仁川Sではダートを試したが、4秒1差の15着と復活の糸口をつかめないでいる。

 そんな状況で一縷の望みを託すとすれば厩舎力しかない。小林厩舎はこれまでに5頭のディープインパクト産駒を手掛けているが、藤沢和雄厩舎から引き継いだゼノヴァースで22年の東京ハイジャンプを制覇。また、矢作芳人厩舎から転厩してきたタウゼントシェーンで2勝、斉藤崇史厩舎からの移籍となったトゥルーヴィルでも1勝を挙げている。まだ開業4年目ではあるが、ディープ産駒の扱いに長けた厩舎といえるだろう。

 ここ2年の金鯱賞は人気決着だが、振り返れば3年前は同じくディープインパクト産駒ギベオンが最低人気で逃げ切り。単勝2万2730円、3連単78万3010円の大波乱の主役となっている。レッドジェネシスが激走となれば、再び波乱の一戦となる可能性は十分だ。

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