◆メイショウタバル(7日・堀尾)

　先月17日に京都で、つばき賞を制したメイショウタバル(牡3歳、栗東・石橋)は次週のスプリングS(17日・中山、芝1800m)で皐月賞の権利獲りへ挑む。「一頓挫明けで掛かり気味でもあったので心配したけれど、能力で押し切ってくれた。あの馬場で(芝千八＝)1分46秒台の時計も悪くないのでは」と師は2勝目を回顧する。「いい状態でいけそうなので、何とか権利を獲りたい」。鞍上は横山典との初コンビを予定している。

◆アレグロブリランテ(7日・森元)

　スプリングS(17日・中山、芝1800m)を予定しているアレグロブリランテ(牡3歳、美浦・上原佑)がこの日、美浦Wで1週前追い切りを行い5F66秒2-11秒1(一杯)をマーク。調教駆けする古馬に追い比べで半馬身先着する圧巻の動きを見せた。前走の若竹賞は9番人気の低評価に反発して2着。この攻め気配の良さなら重賞でも期待できる。

◆ニュージーズ(7日・竹村)

　昨年暮れに中山で新馬戦を勝ち上がったニュージーズ(牡3歳、美浦・木村)がこの日、栗東CWで長めから追い切られた。ジワッと入ってしまいを伸ばし、持ったままでスッと加速。ゴール前はスピード感十分の走りを見せた。毎日杯(23日・阪神、芝1800m)を目指し、早めに栗東へ入厩。脚取りは素軽く順調に調整されている。初陣はノーステッキで5馬身差の圧勝。ポテンシャルは間違いなく高く、いきなりの重賞挑戦でも大いに注目したい。

◆ラオラシオン(7日・常木)

　未勝利-1勝クラスを連勝中のラオラシオン(牡3歳、美浦・斎藤誠)は京浜盃(20日・大井、ダート1700m)が除外濃厚のため、伏竜S(23日・中山、ダート1800m)に目標を切り替える。なお、鞍上にはM.デムーロを迎える予定だ。

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提供：デイリースポーツ