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プラダリア(13日・竹村)
大阪杯(31日・阪神、芝2000m)を目指している
プラダリア(牡5歳、栗東・池添)がこの日、栗東CWで単走追いを行った。15-15で入ってしまいを伸ばす内容だったが、キビキビとした身のこなしで最後まで力強い脚取り。6F83秒5-11秒8でまとめ、2週前としては上々の追い切りを消化した。昨年の
有馬記念こそ2桁着順(14着)に沈んだが、昨年秋から今年にかけて2勝と地力強化を示す走り。確たる主役が見当たらない混戦メンバーになりそうなだけに、どんなパフォーマンスを見せるのか注目したい。
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セラフィックコール(13日・堀尾)
6日船橋の
ダイオライト記念を完勝した
セラフィックコール(牡4歳、栗東・寺島)。師は「チークを着けたことで、スタートから全てがスムーズにいきました。思った以上でしたね」と勝因を分析。その上で「
川崎記念(4月3日・川崎、ダート2100m)へ登録します。賞金的にまだ確定ではないようで、他馬の動向次第みたいですが」と話した。出走してくれば当然有力の一頭になる。
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パラシュラーマ(13日・赤木)
先週の
コーラルSで3着だった
パラシュラーマ(牡4歳、栗東・浜田)。「これ以上ない形で競馬ができましたし、千四でも頑張ってくれましたね。2戦続けて好走してくれて、オープンにも十分メドが立ちました」と師。次走は天王山S(4月20日・京都、ダート1200m)へ。良績のある6F戦に戻ってさらに上位を目指す。
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ヴァルツァーシャル(13日・石堂)
来週の
マーチS(24日・中山、ダート1800m)を予定している
ヴァルツァーシャル(牡5歳、美浦・高木)が、美浦坂路で1週前追い切りを消化。併せた馬を追走し、4F52秒9-12秒3を馬なりでマーク。最後は併入だったが、強めに追って劣勢の手応えの相手に合わせたもの。抜群の手応えのまま登坂し、素晴らしい内容だった。着実に乗り込まれている。
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ナムラクレア(13日・城谷)
京都牝馬S2着からの反撃を狙う
ナムラクレア(牝5歳、栗東・長谷川)が、来週の
高松宮記念(24日・中京、芝1200m)に向けて追い切りを栗東CWで消化。前走時も同じように1週前をコースで追ったが、やはりひと叩きした効果か、当時とは体の使い方が段違いに良くなっている。フットワークに柔らかみが増し、直線の走りも余裕しゃくしゃく。最後まで先行したパートナーを追い抜くことはなかったが、フワッとしないよう明らかに陣営が意識した作戦。6F86秒7-38秒3-11秒3(馬なり)と上がり重点で全体時計は目立たなかったものの、馬体は完全に仕上がっておりこれで十分。目標に向けて順調に調整されている。
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提供:デイリースポーツ